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世界三大証券取引所

今回は「世界三大証券取引所」について説明します。
まず、アメリカにあるニューヨーク証券取引所がそのうちの一つです。
東京証券取引所とロンドン証券取引所とあわせて、「世界三大証券取引所」と呼ばれています。

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ニューヨーク証券取引所

ニューヨーク証券取引所はニューヨーク市のウォール街にあります。
「NYSE]という略称で呼ばれています。ダウ・ジョーンズ社が算出して公表している「ダウ工業株30種平均」が代表的な株価指数です。

日本企業もトヨタ自動車やキャノンなどが米国預託証券(ADR)を発行する方法で上場しています。ニューヨークには他にも「NASDAQ]という全米証券業協会(NASD)が運営している市場があります。

ハイテク関連のベンチャー企業が多く上場しています。
会社設立から短期間で上場できるのが特長です。
東京証券取引所は日本取引所グループによって運営されています。
日本取引所グループは東京証券取引所グループと大阪証券取引所が2013年1月に統合して誕生しました。

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東京証券取引所

東京証券取引所は東京都中央区日本橋兜町にあります。
1部、2部、マザーズ、JASDAQなどの市場があります。

2020年をメドに農産物や貴金属の商品先物取引もできる総合取引所への転換をめざしています。

ロンドン証券取引所

ロンドン証券取引所は1801年に設立されました。
イギリス・ロンドンにあり、株式だけでなく、債券やデリバティブの取引も行われています。

「債権」とは国や地方自治体、企業が資金調達に対して発行する借用証書です。国が発行する「国債」がすぐに思い浮かびます。

「デリバティブ」とは先物取引、オプション取引、スワップ取引の総称です。特定の株式や債券を特定の受け渡し日にあらかじめ設定した価格で売買します。特定の株式や債券を特定の受け渡し日にあらかじめ設定した価格で売買します。

この権利を売買するのが「オプション取引」です。
「スワップ取引」は等価のキャッシュフロー(企業のお金の流れ)を交換するものです。ロンドン証券取引所に上場する銘柄で時価総額100位までの銘柄で構成するFT100が代表的な株価指数です。
世界三大証券取引所は世界経済の中枢を担っています。

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