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世界遺産|ビルカとホーヴゴーデン

世界遺産ビルカとホーヴゴーデンは、スウェーデン・メーラレン湖にあるアデルスユー島の遺跡で、1993年にユネスコ文化遺産登録されています。

10世紀から11世紀に掛けてはヴァイキングが占領したことでも知られ、その後はスウェーデン王国の王領地のネットワークの一部として含まれてきました。

ホーヴゴーデンは王宮の所在地で、ビョルケー島に貿易拠点のビルカを見渡す中心地でもあったとされます。ちなみにホーヴゴーデンにはヴァイキング時代の墓所がいくつもあり、当時を生きた農民や王族の墓もあります。

ビルカとホーヴゴーデンは現存、あるいは消滅した文化的伝統や文明と、これらの証拠があることが認められて世界遺産登録されました。

また人類の歴史上で重要な時代の例証となる建築様式や建築物群、芸術の集積や景観の優れた場所といった要素が評価されています。

中世にはお城や教会が建造されていますから、そういう建築物を含めてビルカとホーヴゴーデンが世界遺産に登録されたのも頷けます。

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