191022図解の目次

【26の図解で学ぶ】世界史のまとめ

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【図解】ゼロからはじめる世界史のまとめ」のまとめです。

 26の時代の「つかみかた」をおおづかみにまとめてあります。

 異なる時期に作成したものが混ざっています。細かいところもかなりありますが、難易度、フォーマットや形式は順次統一していく予定です^^


【1】約700万年前~約12000年の世界 人類が誕生し、テクノロジーと「心の世界」が発展する


    「人類」が他の「類人猿」から枝分かれしてから 氷期が終わるまで
です。

    今後の研究によっては「700万年前」からさらに昔に遡る可能性はあります。
    なお、「前12000年」というのは、「紀元前12000年」のこと。今から2019年前が、紀元前1年です(紀元0年というのはないことになっていますよー)。

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【2】前12000年~前3500年の世界 農耕・牧畜がスタートし、「都市国家」が出現する

    このへんの時期には、世界各地で農耕・牧畜をはじめる人たちが現れますよー。

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【3】前3500年~前2000年の世界 都市国家の発展と拡大(1) 

都市文明が現れ、遊牧民が拡大する

    特に西アジアのメソポタミア、北アフリカのエジプト、南アメリカ(アンデス地方)の都市国家に規模の大きな都市国家が現れます。

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【4】前2000年~前1200年の世界 都市国家の発展と拡大(2)

都市国家が発展、遊牧民も拡大する


    このころには、インドでインダス文明や、中国で黄河流域の「夏」王朝と考えられる文明が栄えます。

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    しかし、この時期の終わり頃までに、各地域の文明はいったん滅んでしまいます。
    とくに地中海流域では「前1200年のカタストロフ」といって、古代のミステリーとなっています。


【5】前1200年~前800年の世界 都市国家の発展と拡大(3)

より広い地域を支配する国の登場


    いったん中断した文明ですが、遊牧民の移動に刺激を受け、ユーラシア各地で広い範囲を武力で支配する国が登場します。

 一方、アメリカ大陸では政治的統一は狭いエリアにとどまり、ユーラシア大陸とは別タイプの道のりを歩んでいますよ。

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【6】前800年~前600年の世界 都市国家の発展と拡大(4)

遊牧民が武装化し、農耕民と対立する

    そのうち、都市国家を乗り越えて広い地域の統一を目指すようになっていきます。
    メソポタミアではアッシリア、北インドでは十六大国、中国では春秋時代という戦乱の時代です。
    戦乱の多いユーラシア大陸に比べて、南北アメリカ大陸は独自の発展を進めているところです。

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【7】前600年~前400年の世界 農耕民・遊牧民の国家と経済圏の広域化(1) 

広い範囲を支配する帝国があらわれるよ


   ユーラシア大陸西部では、アケメネス朝ペルシアが広い範囲を支配、ギリシアやカルタゴも勢力を広げます。
    ユーラシア大陸東部では、この時代の終わりに戦国時代が始まります。

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【8】前400年~前200年の世界 農耕民・遊牧民の国家と経済圏の広域化(2)


 遊牧民と接するエリアで帝国が拡大していくよ(かつて栄えたエジプト、メソポタミア、インダス、長江文明などなどよりも、もっと北の地域が中心地域ってことになります)

 ユーラシア大陸西部では、アレクサンドロス大王の帝国がアケメネス朝ペルシアを継承。
    ユーラシア大陸東部では、戦国時代が秦により統一される「キングダム」の時代です。

 いずれも、かつて文明の栄えた時代とは違って、遊牧民と接するエリアに誕生している点が特徴です。

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【9】前200年~紀元前後の世界 農耕民・遊牧民の国家と経済圏の広域化(3)

農牧隣接エリアで帝国がさらに発展していくよー

 ユーラシア大陸西部ではローマ人が勢力を拡大し「ローマ帝国」が出現します。
 ユーラシア大陸東部では「キングダム」を受け継いだ漢が栄え、中央ユーラシアの騎馬遊牧民グループと対決します。

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【10】紀元前後~200年の世界 農耕民・遊牧民の国家と経済圏の広域化(4)

農牧隣接エリアで帝国が発展していくわけだけど、「海の道」の東西交流もさかんになっていくよ

 ユーラシア大陸西部には「ローマ帝国」、東部には「漢(後漢)」が繁栄します。
 海や陸の東西交流も盛んです。
 ローマ帝国でも漢でも、その後の地域文化の土台となる「古典文化」が形作られていきました。

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【11】200年~400年の世界 遊牧民の大移動と、農耕民の広域国家の分裂(前期)

騎馬遊牧民が南に移動し、帝国は崩壊へ。この時期に滅んでいくローマ帝国や漢なんかを「古典(古代)帝国」といったりしますが、遊牧民をもいっしょに支配できるような支配システムは完備していなかったわけ。

 騎馬遊牧民の大移動にともない、ユーラシア大陸東西で広い帝国が崩壊します。
 しかし破壊は創造のはじまり。
 古い「古典文化」と騎馬遊牧民の文化がリミックスされ、新しい文化が生まれます。

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【12】400年~600年の世界 遊牧民の大移動と,農耕民の広域国家の分裂(後期)

遊牧民の大移動の影響を受け、遊牧民&農耕民の融合がすすみます

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 ユーラシア大陸の西部では、ローマの「古典文化」とキリスト教を土台に、ゲルマン人の文化ががミックスされていきました。
 ユーラシア大陸の東部では、秦と漢の「古典文化」に騎馬遊牧民の文化や西方の仏教・ソロアスター教などが融合し、新しい文化が生みだされていきました。


【13】600年~800年の世界 世界宗教を中心とする広域国家と経済圏の形成 (前期)

 こうしてユーラシア大陸は、①ローマ帝国の文化を引き継ぐ文化エリア、②イスラームの影響エリア、③インド文化の影響エリア、④中国文化の影響エリアといった、地域別のキャラ設定がととのいます。

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 「中国っぽいなー」「中東みがある」「ヨーロッパっぽいわー」といった特徴って、この時代のときにおおかたできてることが多いんですよ。
 漢詩(唐詩)もこの時代だし、イスラーム教の成立もこの時代ですし。

 南北アメリカ大陸では、高度な農業技術と狭いエリアどうしが高度別に結び付く人力の文化が発達しています。


【14】800年~1200年の世界 宗世界教を中心とする広域国家と経済圏の形成(後期)

温暖な気候を背景に、経済がさかんに

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 さて、ユーラシアの各地域の文化エリアでは「温暖化」の影響もあって農業が特色ある文化を生み出していきました。

 太平洋ではポリネシア人も拡大。ポリネシア人といえばラグビーワールドカップ日本代表選手ラファエレ(サモア出身)がそうですね。

【15】1200年~1500年の世界遊牧騎馬民族の拡大とユーラシア大陸の広域国家・経済圏の再編

モンゴルは「かき混ぜた」人たち

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 さて、この時期にユーラシア大陸各地の文化エリアを「かき混ぜる役割」を果たしたのがモンゴル人です。
 モンゴル人のおかげで陸と海の東西交流がより一層さかんになっていきました。

 これまで狭いエリアのまとまりしか目立たなかった南北アメリカ大陸では大きな動きが起きます。インカやアステカのように、広範囲を支配しようとする帝国が現れたのです。これまでの伝統を引き継ぎ、おもに人力に基づく高い農業技術とコミュニケーション技術を特徴としていました。


【16】1500年~1650年の世界 世界の一体化の進展と国家による統合(1)

豊かなアジアにヨーロッパ人が必死こいて進出

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 この時期にヨーロッパ人が南北アメリカ大陸に到達したことで、世界史は大きなターニングポイントを迎えます。
 とはいえ、アジアにあった帝国(オスマン帝国、サファヴィー朝、ムガル朝、明)はまだまだ高いGDPを誇っています。


【17】1650年~1760年の世界 世界の一体化の進展と国家による統合(2)

「17世紀の危機」と呼ばれるたいへんな時期を乗り越えて

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 地図中に示したとおり、ヨーロッパ諸国が交易拠点を世界各地に伸ばしていますね。この競い合いの背景には、「17世紀の危機」と呼ばれる経済の落ち込みがありました。
 まだまだこの時期は、アジアの経済力のほうがヨーロッパ諸国より断然上でした。

 一方、南北アメリカ大陸にはヨーロッパ人の植民が進み、先住民の人口は激減。
 西アフリカからは住民たちが奴隷として南北アメリカ大陸への輸送され、過酷な労働に従事させられました。
 これが「世界の一体化」の実態です。


【18】1760年~1815年の世界 世界の一体化の進展と国家による統合(3)

ターニングポイント。

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 この時期にもっとも重要なできごとは、イギリスでおきた「産業革命」です。
 人力や家畜の力を借りなくとも、莫大なエネルギーを蒸気機関によって取り出すことが可能になったのです。
 この「夢の機械」によって、人類の社会は農業中心の社会から工業中心の社会へと転換していくことになります。
 社会の「基本設定」を組み換える必要から、王様中心の国が倒され、市民が主人公の社会への革命が大西洋のまわりで多発しました。

 その成果の一つが、おなじみ「アメリカ合衆国」の建国です。


【19】1815年~1848年の世界 世界の一体化の進展と国家による統合(4)

社会を「変えよう!」という人たちと、「変えたくない!」という人たちの攻防戦

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 革命の嵐の吹き荒れたヨーロッパでは自由主義・国民主義を封じ込めようとする新しい国際秩序(ウィーン体制)が成立しますが、産業革命の影響から「社会の変化」を止めることはもはやできません。

 イギリスの「一人勝ち」は続き、世界の「7つの海」をどんどん制覇していきます。アジア諸国への露骨な進出が強まっていくのもこの時期ですね。製品をつくるための原料確保や自由な貿易を求めたのです。

 南アメリカではチリ、ペルー、アルゼンチンといった国々が次々と独立しています。



【20】1848年~1870年の世界 世界の一体化の進展と国家による統合(5)

ヨーロッパ諸国は、自由なビジネス・国民としてのまとまりを強化していくよ。日本もその波に飛び乗った。

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 工業生産力を飛躍的にアップさせていったヨーロッパ諸国は、さらに世界中への進出を強めています。
 この時期のイギリスは「世界の工場」と呼ばれ、ロンドンは世界経済の中心でした。

 アジア諸国は露骨な侵略を受け、厳しい対応を迫られています。
 その一つが日本。
 ペリーが来航したことで事態は一気に深刻化しますが、紆余曲折ののち、神話にさかのぼる権威を持つ「天皇」を中心に、ヨーロッパ諸国の「基本設定」を導入した近代化をはかることに決めました
 すでにもともと統一的な政治・経済・社会が成立していたことが幸いしました。


【21】1870年~1920年の世界 世界の一体化の進展と帝国の広がり(1)

アジア・アフリカの植民地化がすすむ、弱肉強食の「大国主義」時代の行き着いた先は第一次世界大戦という生き地獄

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さて、事態はどんどん変化します。

圧倒的な科学技術を武器に、ヨーロッパ諸国が世界のあらゆる地域を、自国のビジネスのために利用しつくす時代の到来です。
これを帝国主義といいます。
優秀なヨーロッパ人が、アジア・アフリカ人を支配するのは「あたりまえだ」といった考えが流行るんですね。

でも「植民地のとりあい」の行き着いた先は、約950万人が亡くなる未曾有の大戦争でした。
第一次世界大戦です。

このへんは複雑ですので、ぜひ本編をご覧ください


【22】1920年~1929年の世界 世界の一体化の進展と帝国の広がり(2)

第一次世界大戦を反省しようっていうムードもつかの間。
そして帝国は続く。

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 第一次世界大戦への反省から、「リーグ・オブ・ネーションズ(国際連盟)」という平和を守る組織がつくられました。
 国際社会の成立です。

 でも実態はあんまり変わっていません。
 世界中にイギリス(上図のピンク色の部分)やフランスの支配エリアは残るのです(それどころか増えています!)。
 「帝国」はそのまま温存されたわけです。

 世界はなかなかまとまらないまま、「極端な考え」を持つ政治グループが次第に存在感を高めていくことになります。


【23】1929年~1945年の世界 世界の一体化の進展と帝国の動揺(1)

世界恐慌を経て、またもや世界大戦へ

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 さて、1929年にアメリカ合衆国で起こった「大恐慌」はじわじわと世界中にひろがり、「自由なビジネス」をやったろうという資本主義諸国に大きなパンチを食らわすことになりました。
 それに対し、あらたにロシアで誕生した「ソ連」が「資本家なんていなくても発展はできる」「資本主義よりも人間的な社会はつくれるんだ!」と言う運動を展開していきました。
 これを社会主義といいまして、その理想的な社会の最終形態を共産主義と呼びました。

 世界中にこの共産主義が広まるとマズいと考えたお金持ち・土地持ち・軍部は、全体主義という強力な政治形態を求めるようになります。とくに経済的な痛手の大きかったドイツ、イタリア、日本が代表例ですが、この時代には難局を乗り越えるために、ソ連のスターリンのようにほかの地域でも強大なパワーをもつ独裁者が出現しています。

 「自国ファースト」の行き着く先は、二度目の世界大戦(第二次世界大戦)でした。
 自国の世界観に合った世界をつくるためなら、相手の民族を「絶滅」させてもかまわないという発想が生まれるほどの狂気に満ちた戦争で、約6500万人の人々が亡くなりました。


【24】1945年~1953年の世界 世界の一体化の進展と帝国の動揺(2)

ソ連とアメリカとの間の冷戦がはじまる。英仏は植民地にしがみつく。

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 第二次世界大戦は、ヨーロッパのイギリス・フランスの没落のはじまりでした。

 同じく勝者であるアメリカ、ソ連の指導者たちは、「イギリス・フランスが中心となって世界中に組み上げられた植民地だらけの世界」をリセットし、新しい世界を組み立てようと考えたのです。

 そこでアメリカとソ連の「世界観がぶつかる」わけですが、本格的な戦闘には発展しません。
 両者ともに、核兵器を持っていたからです。

 この時期にはすべての植民地は独立に至らず、イギリス・フランスはなんとかしがみつきます。

【25】1953年~1979年の世界 世界の一体化の進展と帝国の再編(1)

旧植民地を中心にアメリカにもソ連にもつかないぞ!という「第三勢力」が現れるも、独立できたらできたで、ぜんぜん政治・経済が安定しないという難問が、アジア・アフリカ諸国を襲う。

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 植民地にしがみつくイギリス・フランス、それに新しい世界を自国中心にデザインしようとしていたアメリカ・ソ連に対し、アジア・アフリカ諸国は「どっちのいうことも聞かねえぞ」と「第三勢力」を結成、果敢に立ち向かおうとしたのがこの時代です。

 アフリカ諸国の多くは独立を達成し、ヨーロッパ・日本が戦後復興を遂げると、アメリカもソ連も政治・経済ともに思い通りに行かず伸び悩むことになります。
 当初の思惑どおり、アメリカvsソ連の2大勢力の色分けというわけにはいかず「多極化」が進んでいったわけです。
 そりゃそうですよね。
  世界は複雑です。


【26】1979年~現在の世界 世界の一体化の進展と帝国の再編(2)

現在進行中。 

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 さて、結局ソ連は崩壊し、「自由なビジネスが人類を進歩に導く」とする資本主義の制度が世界中に広がっていきました。

 「旧オスマン帝国」はとっても不安定な地域になり、その近くにある欧州・イランも不安定です。
 その一方、人口・資源・領域の豊富なロシア・中国・インドは、それぞれ巨熊・巨龍・巨象といったところでしょうか、国家権力を強めて存在感を高めています。

 人間の活動の舞台が現実的な空間だけでなく、サイバー空間や宇宙空間にまで拡張していくのも、この時代、これからの時代の特徴です。

 この先、どんな未来が、どんな世界が待ち受けているのでしょうかー?
 


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参考文献

・『世界各国史 全28巻』山川出版社
・『世界の歴史 全30巻』中央公論新社
・『シリーズ世界史への問い 全10巻』岩波書店
・『岩波講座 世界歴史 全29巻』新版 岩波書店
 旧版とともに、各時代・地域の研究における関心を知るには最適である。
・『世界史史料 全12巻』岩波書店
 一次史料や信頼のおける訳文を歴史学研究会の編集委員が収集した、日本の歴史学における「史料集」の決定版。現在入手しづらい巻もあるが、手元に置いて損はない。
・『世界歴史大系』シリーズ,山川出版社
・『物語○○の歴史』シリーズ 中公新書,中央公論新社。
 2010年代以降も刊行が続いている。歴史学者によるものとは限らないが、平易なものが多く初学者向きである。
・木村靖二他編『詳説世界史研究』山川出版社,2017
・『興亡の世界史』シリーズ、講談社、2006~2010。
 比較的新しい視点から世界史の流れをダイナミックに描いたシリーズ。執筆陣は歴史学者に限らない。網羅的ではないが、新たな視点の得られる内容が多い。
・全国歴史教育研究協議会『世界史用語集』(山川出版社)
 教科書の語句をカウントし、掲載数を収録したもの。世界史の出題における事実上の指針となっている。
・亀井高孝他『世界史年表・地図』吉川弘文館,2017
・『~を知るための…章 エリア・スタディーズ』各巻 明石書店
・『ニューステージ世界史詳覧』浜島書店
 色の使い方や図表のシンプルさではピカイチ。多くの受験生が使用している。内容的には問題のある箇所もあるが、版を重ねるごとに修正されつつある。
・『山川 詳説世界史図録 第2版』山川出版社,2017
 図版の使い方に個性があり、読み解き方が別に解説されているので勉強になる。
・『最新世界史図説 タペストリー 十六訂版』帝国書院,2018
 正確さと緻密さ、そして編集方針の一貫性という面で、現在最も優れた世界史資料集である。
・『新世紀図説 世界史のパサージュ』とうほう


(邦書の近刊を中心に)

◆全般,グローバル・ヒストリー
W.H.マクニール『疾病と世界史』新潮社,1985 / 大江一道『新物語世界史への旅』山川出版社,2003 / 梅棹忠夫『文明の生態史観』中央公論社,1967 / 川勝平太『文明の海洋史観』中央公論社,1997 / 水島司編『グローバル・ヒストリーの挑戦』山川出版社,2008 / カール・ポランニー『経済の文明史』筑摩書房,2003 / 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会『世界史をどう教えるか―歴史学の進展と教科書』山川出版社、2008年 / ウィリアム・H・マクニール『世界史(上下)』中公文庫,2008 / 伊藤章治『ジャガイモの世界史―歴史を動かした「貧者のパン」』中公新書,2008 /川島真・貴志俊彦編『資料で読む世界の8月15日』山川出版社、2008 / 濱下武志『朝貢システムと近代アジア』岩波書店,2013 / ケネス・ポメランツ『大分岐』名古屋大学出版会,2015 / ユヴァル・ノア・ハラリ,柴田裕之『サピエンス全史 上・下』河出書房新社,2016 / 羽田正『グローバル・ヒストリーの可能性』山川出版社,2017 / 角山栄『茶の世界史』中公新書,(1980)2017 / 岡本隆司『世界史序説』筑摩書房,2018 / 秋田茂『大分岐を超えて:アジアから見た19世紀論再考』ミネルヴァ書房,2018パミラ・カイル・クロスリー『グローバル・ヒストリーとは何か』岩波書店,2012,川北稔『砂糖の世界史』岩波書店,1996 / 山田篤美『真珠の世界史』中公新書,2013 / 石弘之・石紀美子『鉄条網の歴史―自然・人間・戦争を変貌させた負の大発明』洋泉社、2013 / ティモシー・ブルック『フェルメールの帽子――作品から読み解くグローバル化の夜明け』岩波書店、2014 / ジャレド・ダイアモンド,秋山勝訳『若い読者のための第三のチンパンジー』草思社文庫,2017 / 山本紀夫『トウガラシの世界史』中公新書,2016 / 藤原辰史『トラクターの世界史』中公新書,2017 / 桃木至朗他『市民のための世界史』 大阪大学出版会,2014 / 秋田茂『「世界史」の世界史』ミネルヴァ書房,2016 /川北稔『世界システム論講義: ヨーロッパと近代世界 (ちくま学芸文庫)』筑摩書房,2016 / チャールズ・マン,鳥見真生訳『1493〔入門世界史〕』あすなろ書房,2017 / ウィリアム・H・マクニール,ジョン・R・マクニール,福岡洋一訳『世界史 I ── 人類の結びつきと相互作用の歴史』楽工社,2015 /妹尾達彦『グローバル・ヒストリー』中央大学出版部,2018 / 長谷川修一・小澤実『歴史学者と読む高校世界史: 教科書記述の舞台裏』勁草書房,2018 / 北村厚『教養のグローバル・ヒストリー:大人のための世界史入門』ミネルヴァ書房,2018

検定教科書
・三浦徹ほか『新選世界史B』東京書籍,2017検定
・福井憲彦ほか『世界史B』東京書籍,2016検定
・松本宣郎・木畑洋一ほか『世界史B 新訂版』実教出版,2016検定
・川北稔ほか『新詳 世界史B』帝国書院,2016検定
・岸本美緒・羽田正・久保文明・南川高志ほか『新世界史 改訂版』山川出版社,2017検定
・木村靖二・岸本美緒・小松久男ほか『高校世界史 改訂版』山川出版社,2017検定
・木村靖二・岸本美緒・小松久男ほか『詳説世界史 改訂版 』山川出版社,2016検定
・加藤晴康ほか 『世界史A』東京書籍,2016検定
・平田雅博・飯島渉ほか『世界史A 新訂版』実教出版,2016検定
・木畑洋一ほか『新版世界史A 新訂版』実教出版,2016検定
・上田信・大久保桂子・設樂國廣・原田智仁・山口昭彦ほか『高等学校 世界史A 新訂版』清水書院,2016検定
・岡崎勝世ほか『明解 世界史A』帝国書院,2016検定
・木村靖二・岸本美緒・小松久男ほか『要説世界史 改訂版』山川出版社,2017検定
・近藤和彦・岸本美緒・中野 隆生・林佳世子ほか『現代の世界史 改訂版』山川出版社,2016検定
・近藤和彦・羽田正ほか『世界の歴史 改訂版』山川出版社,2016検定
・曽田三郎ほか『高等学校 改訂版 世界史A』第一学習社,2016検定

・『最新世界史図説 タペストリー』帝国書院,2017
・『山川 詳説世界史図録 第2版』山川出版社,2016
・ジョン・ヘイウッド,蔵持不三也(日本語版監修),松平俊久・松田俊介訳『世界の民族・国家興亡歴史地図年表』柊風舎,2013
・ジェレミー・ブラック,牧人舎訳『世界史アトラス』集英社,2001

このたびはお読みくださり、どうもありがとうございます😊