“日本の食は農薬まみれ遺伝子組み換え”悲惨な現実
日本食は安全と思っているのは日本人だけ?
そんな事実をまとめましたので、早速見ていきましょう。
▷ 健康志向には衝撃 「全粒粉」入り食パンは残留農薬まみれ
食欲不振の時期にさらなるバッドニュースだ。
山田正彦元農相が共同代表を務める「デトックス・プロジェクト・ジャパン(DPJ)」が2019年8月8日、衆院議員会館で緊急の記者会見を開いた。
テーマは、世界トップシェアを誇る除草剤「ラウンドアップ」の規制だ。
旧米モンサント社製のラウンドアップに含まれる「グリホサート」は、世界保健機関(WHO)の外部組織である国際がん研究機関が「おそらく発がん性がある」と指摘している化学物質。日刊ゲンダイ(5月23日付)は、DPJが国会議員23人を含む計28人の毛髪を検査したところ、全体の7割にあたる計19人からグリホサート関連の残留農薬が検出されたと報じたが、問題はこれだけではない。ナント、普段何げなく食べている市販の食パンからも次々に検出されたのだ。
会見に同席した一般社団法人「農民連食品分析センター」の八田純人所長によると、検査した食パン15商品のうちグリホサートが検出されたのは10商品。小麦製品からグリホサートが高頻度で検出される理由は、日本が小麦を輸入する外国において、収穫直前に除草剤を散布する「プレハーベスト処理」が行われているからだ。小麦を乾燥させたり、収穫時期を調整したりする目的があるという。
とりわけ、グリホサートの残留値が高い傾向にあるのが、小麦の表皮や胚芽が含まれる「全粒粉」入りの食パン(4商品)だ。
八田所長は、全粒粉でのグリホサートの検出が目立つ理由について「プレハーベスト処理をした小麦の外皮を多く含んでいるから」と説明。全粒粉は食物繊維やビタミン、ミネラル類が豊富で「健康にいい」と言われているだけに、健康に気を使っている消費者にとっては衝撃の結果だろう。会見後、八田所長に改めて聞いた。
「専門家の間では最近、グリホサート関連物質の残留濃度の評価の仕方について、これまで日本や世界が行ってきた方法だけでは測り切れないとの考えが増えています。残留濃度の数字に関して、どのように評価し、分析するかがこれからの課題です。9月から国内向けの検査の窓口を設置し、希望する人の毛髪を検査して残留濃度のデータを集めたいと思います」
DPJは、カップ麺やハンバーガー、ビールなどについても残留農薬の調査を進めているという。安心して小麦製品を口にできる日は来るのか。
▷ 日本人だけが知らない!日本の野菜は海外で「汚染物」扱いされている
硝酸態窒素は多くの病気の根源とも言われている怖ろしいものです。
今から60年ほど前のアメリカで、ある母親が赤ん坊に裏ごししたホウレンソウを離乳食として与えたところ、赤ん坊が口からカニのように泡を吹き、顔が紫色になったかと思うと30分もしないうちに息絶えてしまう悲しい出来事がありました。ブルーベビー症候群と呼ばれるものです。
牛や豚、鶏などの糞尿を肥料として与えたホウレンソウの中に硝酸態窒素が残留していたんです。
硝酸態窒素は体内に入ると亜硝酸態窒素という有害物質に変わり、血液中のヘモグロビンの活動を阻害するので酸欠を引き起こし、最悪の場合死に至ってしまう。また、発がん性物質のもとになったり、糖尿病を誘発すると言われている怖ろしいものなんです。
家畜の糞尿は有機栽培でも使われますが、堆肥を十分に完熟させてから施せば問題はありません。
しかし未完熟の堆肥を使うと、とくに葉ものには硝酸態窒素が残ってしまうので危ないのです。
▷パニックになる数字
さらに危ないのは化学肥料を施しすぎた野菜で、要注意です。
このような事件がその後も多発したために、ヨーロッパでは硝酸態窒素に対して厳しい規制があり、EUの基準値は現在およそ3000ppmと決められています。それを超える野菜は市場に出してはならない。汚染野菜として扱われるのです。
ところが日本にはその基準がなく野放し。農林水産省が不問に付しているからです。
スーパーで売られているチンゲンサイを調べたら硝酸態窒素、いくらあったと思いますか? 1万6000ppmですよ! 米はどうか? 最低でも1万2000ppm。高いほうは……とんでもない数値でした。ここには書けません。皆さん、パニックになってしまうから。
それに比べて自然栽培農家の作ったコマツナは、わずか3・4ppmでした。
農薬も問題です。日本は、農薬の使用量がとりわけ高い。平成22(2010)年までのデータによると上から中国、日本、韓国、オランダ、イタリア、フランスの順で、単位面積あたりの農薬使用量は、アメリカの約7倍もあります。
残留農薬のある野菜を食べ続けると体内に蓄積されていって、めまいや吐き気、皮膚のかぶれや発熱を引き起こすなど、人体に悪影響を及ぼすとされています。日本の食材は世界から見ると信頼度は非常に低く、下の下、問題外。
もう日本人だけなのです。日本の食材が安全だと思っているのは。
▷ 諸外国における残留農薬基準値に関する情報
我が国におけるコメ、青果物、茶で使用可能な農薬成分の残留基準値が輸出先国・地域と日本とで異なることから、日本の残留農薬基準値を満たしていても輸出先国・地域の残留農薬基準値を満たせずに輸出できない場合があります。
▷今話題となっている遺伝子組み換え食べるワクチン
バイオテクノロジー食品
遺伝子組換え生物(作物)から作られる食品を、「遺伝子組換え食品」(バイオテクノロジー食品、バイオ食品)といいます。
世界最初の遺伝子組換え作物であるフレーバーセーバー(トマト)は、ケチャップやピューレなどに加工されました。
国内で販売・流通が認められている遺伝子組換えの大豆、トウモロコシ、ナタネ、ジャガイモ、テンサイなども、いろいろな食品に加工されて販売されています。
ワクチン入りバナナのような疾病予防性の遺伝子組換え作物(植物ワクチン、経口ワクチンといいます)の場合には、そのまま食品として利用されます。
【用語説明】
フレーバーセーバー
多糖の分解にかかわる酵素の機能(活性)を低下させて日持ち性を改善したトマト。
植物ワクチン・経口ワクチン
馬など動物をワクチンで免疫して抗体をつくらせ、その血清を注射する代わりに作物に抗体をつくらせ、それを摂取するというもの。作物に弱毒化したワクチンをつくらせ、その作物を摂取することによって体内に抗体をつくらせる場合もある。
食料の増産と健康の維持・増進
遺伝子組換え技術は、食料の増産のみならず、栄養状態の改善、感染症や生活習慣病の予防など、健康の維持・増進に効果がある食品の創製にも応用されています。
通常の食事をしながら、栄養状態の改善や疾病の予防ができるようになります。このような食品は、ニュートラシューティカル(Neutraceutical:日本語では「生理機能性食品」)と呼ばれます。これにより、多くの人々が遺伝子組換え技術の恩恵をこうむるようになってきました。
感染症が多く、栄養状態も悪い開発途上国や熱帯地域への技術転移も急がれています。
体の免疫力を増加させて疾病を予防する遺伝子組換え作物が作成されています。その方法は、能動免疫と受動免疫に分けられます。
前者は、ワクチンを作物につくらせ、それを摂取することにより体に抗体をつくらせ免疫力を高める方法です。
後者は、抗体を作物につくらせ、それを直接摂取する方法で、即効性が期待できます。
また、ワクチンによっては抗体誘導力が弱い(免疫寛容といいます)ものもあります。そのような場合には、ワクチンをコレラ毒素などの一部と融合させて用いられます。このような方法で、多様なニュートラシューティカルがつくられています。医薬的な機能を持つ食品の場合には、詳細な安全性評価が行われます。
安全性を巡る論議
害虫抵抗性作物には、害虫を殺す作用のある細菌毒素の遺伝子や組換え体選抜のための抗生物質の遺伝子が導入されています。
毒素タンパク質(Bt毒素)や抗生物質の安全性も確認されています。
一般的に、作物に導入された遺伝子(DNA)やその産物であるタンパク質は、調理・加工や消化の過程でその機能が失われたり(変性)分解されます。従って、細菌の遺伝子がヒトの細胞や腸内細菌に組み込まれるという可能性はほとんどありません。
害虫抵抗性作物により、害虫がBt毒素に耐性になる可能性があるため、混植など栽培法の工夫も検討されています。
【用語説明】
Bt毒素
Bacillus thuringiensisという細菌がつくる殺虫性タンパク質。微生物農薬として利用されています。
混植(separate refuge)
遺伝子組換え作物の栽培区域に、非遺伝子組換え作物(従来の作物)栽培区域も設けることをいいます。Bt毒素耐性害虫と感受性害虫(従来の害虫)を交配させることにより、この害虫集団における耐性害虫の出現頻度を低下させる方法です。遺伝子組換え作物と非遺伝子組換え作物(従来の作物)を区域を分けずに混植する方法(mixed refuge)もあります。
遺伝子組換えトマト果実における経口ワクチンの生産
食べるワクチンとは、植物で様々な病気に対するワクチンを生産し、それを食べることによって、病気を予防しようというものである。
食べるワクチンでは、食物に含まれている免疫誘導物質が腸管粘膜に直接届くため、現行の注射型ワクチンでは誘導できなかった粘膜免疫を誘導することが期待される。
また、食べるワクチンは、抗原部位のみを生産するため、弱毒化ワクチンや不活性化ワクチンでまれに発生する感染事故を防ぐことが可能である。
問題点としては、ワクチンが人の体内で消化されずに、腸管粘膜まで届く必要がある。そこで、本研究では、ワクチンの運び屋(キャリアー)として腸管粘膜まで消化されずに届くことが知られているHEV-VLP(E 型肝炎ウィルス)(Virus-like Particle)遺伝子を用い、新型インフルエンザのM2抗原部位のみを連結した遺伝子をトマト果実で特異的に発現するE8プロモーターを用いて発現させるベクターを構築し、トマト(Solanum lycopersicum)品種マイクロトムに導入した。トマトは生食が可能であるため、生産したワクチンが加熱処理によって分解されることなく、腸管粘膜へ届くことが期待される。
また、現行のインフルエンザワクチンは新型インフルエンザには効果が無いが、インフルエンザの亜型に共通しているM2抗原を用いることにより、将来流行が予想される新型インフルエンザに対しても効果があるワクチン開発が可能であると予想される。
葉緑体形質転換による経口ワクチンの生産
色素体形質転換技術は、核DNAに組込む従来の形質転換と比べ、1細胞内でのコピー数の多さや、色素体中の外来タンパク質の蓄積量の高さから、特に、生物製剤などの物質生産に有効であり、生産コストダウンにもつながると考えられている。
また、色素体形質転換にはジーンサイレンシングや位置効果などのエピジェネティックな制御を受けにくいことや、色素体は母性遺伝(花粉では遺伝しない)するため、組換え遺伝子が環境中に拡散する可能性が低いことなどからも、色素体形質転換の利便性が注目されている。
本研究では、インフルエンザのM2抗原を、消化酵素によって分解されにくく、かつ腸管上皮(免疫系の中心となる部位)に吸収されやすい、ウイルス由来の中空状コートタンパク質(VLP:Virus-Like Particle)で包むような融合タンパク質をコードするキメラ遺伝子を葉緑体DNAにパーティクルガンを用いて遺伝子導入し、葉緑体が形質転換された植物の選抜を行う。
葉緑体中でのVLP-M2タンパク質の安定的な生産を調査し、食べるワクチンの実用化を目指している。
▷まとめ
はっきり言おう。気持ち悪い。
少し前まで遺伝子組み換え食品なんて日本では流通さえしていなかったのに、いつのまにか色んな加工食品に使用されるようになり、
今度は食品表示からも消えます。
自然に反することはするべきではない。
なぜ自然と調和できないのか。。
安かろう悪かろうでは最終的に身体に異変をきたすでしょう。
遺伝子組み換えや動物実験はもう辞めていただきたい。
信じるか信じないかはあなた次第です。
▷参考
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