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政府、6月14日からタクシー内で動画広告 コロナ対策喚起


■概要
 新型コロナへの注意喚起を目的に、タクシーの車内に設置したモニターで政府の動画広告を放映することが8日、分かった。政府広報でタクシーのモニター画面を利用するのは今回が初という。

■放映するもの
  新たな政府広報は、タクシー車内のモニター画面で人気お笑いコンビ「ミルクボーイ」の内海崇さんらの体験談をまとめた動画広告を配信する。内海さんは2020年9月に新型コロナに感染した。

■放映場所
 動画は1回30秒間で、首都圏の他、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡など全国12都市、計5万1000台の画面で放映される。政府高官は「現役世代や若い人も乗車するタクシー車内は情報発信に効果的な広告の場だ」と期待を寄せる。

■政府広報の意図
 政府広報はこれまで、紙媒体やテレビCMが中心だったが、若者らが情報入手に使うTwitterやFacebook、InstagramなどのSNSも活用して情報発信の多様化を進めている。内海さんらの体験談をまとめた動画は、スマートフォン向けニュースアプリ「スマートニュース」などでも配信している。
 タクシー車内のモニター画面活用も情報発信多様化の一環となる。現役世代や高齢者ら幅広いタクシー利用者に呼びかけることで、感染防止対策の徹底を図りたい考えだ。

■自身として
トピック「注意喚起のタクシー広告」

 現在のタクシー広告は新型コロナの注意喚起の放映を主にをしていて、芸人のミルクボーイが体験談などを綴るようになっているそうだ。この動きはとても良い動きだと思った。やはりちゃんと感染者を広告モデルに使うことで、普通のコロナ関連の広告よりも希少性が増す。そしてより「リアル」にコロナの恐ろしさ、感染した後どうなるかがはっきりわかるからだ。
 今までの政府は20時までには帰りなさいよ〜という注意喚起しかしなかった。学校の先生、生徒と同じで、言われただけだったら守らなくても平気だと思ってしまう人達もいる。そうした中、若者から高齢者まで人気のミルクボーイのキャスティングと感染者というレッテルで良い広告になっていると思った。

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