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企業のPR動画5選!成果が出るPR動画とは?PR動画のメリットや押さえるべきポイントも解説

皆さんこんにちは、「シュールで面白い」に特化した映像広告を制作するセカイ監督の広報チームです!

「広告で、笑おう。」をコンセプトに、本来はジャマな広告をつい見たくなるエンターテイメントまで引き上げるお手伝いをしています。

noteでは、クリエイターへのインタビュー記事の他、以下のようなコラム記事をお届けして、様々な”クリエイティブの裏側”をご覧いただけます!

現代のビジネスシーンでは、顧客の目を引くコンテンツとしてPR動画が用いられており、ターゲットとの効果的なコミュニケーション手段として注目を浴びています。

しかし、「作ったはいいけど、思ったほど成果が上がらない…」といった事例もしばしば。

そこで今回は、企業がPR動画で成果を出すためのポイントや、PR動画を作るメリットについて紹介していきます。

実際のPR動画の事例も見ながら、PR動画を活用した企業のブランド力アップや顧客とのより良い関係性構築について考えていただけると幸いです。


PRとは?なぜPRが必要なのか?

PRとは?

PRとは「パブリック・リレーションズ(Public Relations)」の略で、日本語に訳すと「広報」です。

一般的には企業や商品、サービスなどを認知してもらうための戦略的な活動やコミュニケーションの手法を指します。

PR活動によって、ターゲットや一般の人々に対してポジティブな情報やメッセージを伝え、企業や商品の価値観・特徴などをアピールすることができます。

これにより、企業や商品の信頼性や好感度を高め、売り上げ向上など目標とする成果達成につながるのです。

PRが必要な理由

PR活動が必要な理由は多岐にわたりますが、主に以下のような理由が挙げられます。

①イメージと信頼の構築

PR活動は、企業や商品のポジティブなイメージを構築し、信頼を築くための手段のひとつ。信頼性のあるイメージは、ターゲットと長期的な関係を築く基盤となります。

②競合との差別化

PR活動によって、製品やサービスの優れた特徴や利点を広く伝えることができます。これにより、競合との差別化ができて市場での競争力が向上します。

③メディアとの関係構築

メディアは情報の主要な発信源。PR活動を通じてメディアとの良好な関係を築くことで、企業や商品の情報が広く伝わりやすくなります。また、プレスリリースやメディア取材の機会を創出することにもつながります。

④投資家とのコミュニケーションが取れる

投資家は企業や商品の成長・価値向上に関心を持っています。PR活動を通じて、投資家に企業のビジョンや戦略・業績などを伝え、投資家の信頼を獲得することができます。

⑤社会的評判のアップ

PR活動を通じて、社会的な取り組みや環境保護などの取り組みを広く伝えることで、社会からの評価を高めることができます。

企業がPR動画を活用するシーンや場面

企業がPR動画を活用するのは、主に以下のようなシーンや場面が挙げられます。

①新しい製品・サービスの紹介

新しい製品やサービスを導入する際に、その特徴やアピールポイントを伝えるためにPR動画を活用します。製品の使用方法や効果をわかりやすく説明することで、顧客の興味を引きつけ購入や導入につながります。

②キャンペーンの宣伝

特定のキャンペーンを展開する際に、その内容や目的をPR動画で説明します。セールやイベント、プロモーションなどの情報を魅力的な映像とともに伝え、参加や購買への動機付けを行います。

③ブランドのストーリーテリング

ブランドのバックストーリーやビジョン、価値観をPR動画で伝えることで、消費者に対して企業のアイデンティティや独自性をアピールします。感情的なつながりを築くことで、顧客の共感を得たりファンを作ることができます。

企業がPR動画を活用するメリット

PR動画を活用する最大のメリットは、視覚的にわかりやすく・効率的に情報を伝えられる点です。

文字だけのコンテンツよりも製品やサービスの情報をわかりやすく伝えることができ、感覚的な表現やメッセージをターゲットが感じとりやすくなります。

また、動画は映像だけでなく音声も活用できるため、感情的な共感を引き起こしやすいPR方法でもあります。

それにより、ファンがついたりブランドイメージが向上したりする点もPR動画を活用する大きなメリットになります。

そして、魅力的なPR動画はSNSやネット上で拡散されやすく、口コミや共有が広がる可能性が高いのもメリットです。

PR動画で抑えるべきポイント

企業がPR動画を活用して成果を出すために、抑えておくべきポイントを順に解説していきます。

①ターゲットを理解する

PR動画のターゲット層をしっかり理解しましょう。そのターゲット層の興味やニーズに合わせて、コンテンツやメッセージを設計することが重要になります。

②伝えたいメッセージは明確に

PR動画の中で伝えたいメッセージを明確にし、シンプルでわかりやすい言葉で表現しましょう。複雑な内容を簡潔にまとめることで、ターゲットが情報を簡単に受け取れるようになります。

③ストーリーテリングの活用

ストーリーテリングとは、物語を通じて情報を伝えることで視聴者の感情を引きつけられる効果的な手法です。登場人物やプロットを通じて、企業の歴史や価値観を魅力的に伝えることができます。

④プラットフォームに合ったフォーマット・長さ

PR動画を異なるプラットフォーム(SNSなど)で公開する場合、適切なフォーマットや長さで制作することが大切です。PR動画は長過ぎず、かつ伝えたい情報を十分に入れ込める長さを目指しましょう。

⑤コール・トゥ・アクション(CTA)

PR動画の最後に、ターゲットに対して起こしてほしいアクションを呼びかけましょう。購入、登録、ホームページのアクセスなど、具体的な行動を促すことが重要です。

企業のPR動画の事例

ここからは、実際に成果が出た企業のPR動画の事例をご紹介していきます。

【VIVIEN】Facebook動画広告

韓国の下着メーカーVIVIENが、商品PRナシでブランドイメージ一新に成功したPR動画です。

動画内で商品やブランドの宣伝はせず、ターゲットである20~30代の女性の目を惹きつけることのみを目的とした動画。

キャンペーン開始時と比較して購入数は1.7倍に、コンバージョン1件あたりの費用を50%削減するなどの成果を出しました。

【メルセデス・ベンツ日本】スーパーマリオブラザーズとのコラボ動画

自動車会社であるメルセデス・ベンツ日本が、人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」とコラボし話題を呼んだPR動画。

新発売する車のターゲット層である40歳以下の人が、ブランドに対し「高価で手を出しにくい」というイメージをもっていたため、誰もが知っているマリオを起用したそうです。

ターゲット層の来店促進に成功しました。

【ダスキン】家族介護支援サービス

静止画では伝わりにくく、実写では生々しくなってしまう内容をアニメのストーリーとして制作したPR動画。

ターゲットの40〜60代女性へ向けて、エンターテイメント性やストーリー性をつけて興味をもってもらいやすいPRをしました。

前月と比較すると問合せ件数が倍増し、サービス利用につながる問合せも増えました。

【サントリー】ジムビーム

コロナ禍で外食の機会が減少する中、自宅でジムビームを楽しむという新しいスタイルを提案したPR動画。

人気アニメ作品の決め台詞「俺のターン」というキャッチフレーズで、日常の延長線上に開放感ある時間が作れることを訴求しています。

YouTubeやTwitterで話題と拡散を呼び、動画公開週での新規購入者数は4倍という成果を出しています。

【JBL】ワイヤレスイヤホン

広告で機能を伝えるのではなく、流行りのVlogスタイルの動画でノイズの弊害に気づくきっかけを狙ったキャンペーンのPR動画。

キャンペーン認知率は17%、キャンペーン認知後の購入意向は31%となり、販売金額シェアは前年の5倍に。
JBLのワイヤレスイヤホンの存在を、市場に印象付けることができたPR動画です。

セカイ監督の動画の事例

最後に、セカイ監督が制作したPR動画の中から成果のあった事例をご紹介いたします。

【セイヒョー】新潟アイスセレクション

公開から数日で1200万再生のバズを巻き起こした「なぜか最後まで見てしまうアイス屋さんのCM」。

SNSで瞬く間に拡散され、数々のニュース番組やバラエティ番組で取り上げられました。中国でも話題となり、海外にも広まっています。

ブランドや製品の認知度アップはもちろん、売り上げは昨年比の3倍と大きな成果を叩き出したPR動画です。

まとめ

以上、企業がPR動画を活用するメリットや成果を出すポイント、実際の事例をご紹介しました。

PR動画は、伝えたいことを映像で表現する方法です。うまく活用すれば顧客に興味を持ってもらったり、ブランディングの強化に役立ったりします。

PR動画の制作を検討している企業の方は、ぜひ参考にしてみてください!


セカイ監督は「オモシロイ広告専門の映像屋」として、ユーモアとシュールさを前面に打ち出した広告動画を制作しています!

”独自性”のあるオモシロイ動画広告によって、「認知拡大」「商品購入」「採用」などビジネスにおける様々な課題を解決してきています。

この記事を読んで、セカイ監督のことが少しでも気になった方は以下のHPもぜひご覧ください!


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