見出し画像

アルベロベッロのトゥルッリ(世界遺産検定3級・4級)

本日はイタリアの世界遺産、アルベロベッロのトゥルッリのポイントをご紹介します。

アルベロベッロはイタリアのプーリア州にある町。トゥルッリ円錐形の屋根をもつ、この地方独自の建築物です。(トゥルッリは複数形で、1つのみの場合はトゥルッロとも言います)

真っ白な壁にダークグレーの屋根をもつトゥルッロが立ち並ぶ光景は、まるでおとぎ話の世界のようであると言われています。

トゥルッロは節税対策を目的に発案されました。
当時、住宅向けの税金は「漆喰で塗装された屋根のある部屋」に課税されていたため、壊しやすく再建しやすい家になっています。

(屋根は接着剤などで固定されておらず、石灰岩の小石を組み合わせて積み上げる独自の建築方法)

どの家の屋根にも、白い線で描かれた独特なマークが描かれており、魔除けや家紋などの説はあるものの、詳しい理由はわかっておらず、謎に包まれています。

本日もお疲れ様でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?