第2話 見世物小屋の少女 モナミは僕の母親だった 大戦前に親父が大塚のガールズルームで一度指名した女の子だ 裏メニューのオプションでぼくを孕んだ 親父は言っていた、マジックミラーごしに、ホワイトボードで、俺さ末期ガンなんだけど、まじ生きてて良かった と書いたら モナミは初対面の変態親父に心から涙を流してくれたと モナミの当時の裏垢Twitterとそこのリンクのアメブロでモナミがどんな人なのかは知った 親父がどんな人生を歩んできたのかも、しってるあらゆるネットの親父のパ
#ガールズルームno.9 序文 かつて、救世主に祀られそうになった宗教家がいた 中東やアフリカでは少年が実銃を撃っていた 世界はスマートフォンとWi-Fiで1つになろうとしていた 古代文明が存在した証は、世界中にあった 分かり合えた異性との別れは、オピュームを止めることより辛かった ぼくは、父になった、 そして子はやがて大人になるだろう。 第1話 優しい雨 気温18℃湿度38%快晴夕刻 ぼくとモナミは、切り立った丘の上から遠くに見える砂漠の中の壊れた街を単眼鏡で覗いて
火星歴1970年 人間ってさ、筋肉にしろ 脳にしろ、微弱な電気で動いてる訳じゃん。 人間とアンドロイド、ヒューマノイドって、、、 細胞だよ、細胞核。 それから、魂 たましい じゃねえーか? やっぱり、たましい。 うーん。、、、 ざっくりだけど。
オフサイド Introduction 誰かイカレチマッタ僕の頭を治して下さいと すがるようにタウンページで精神科を探しては、精神科を何軒も通ったが、どこの病院もろくな問診もなく適当な薬を処方しておしまいだった 処方された薬をピルブックで調べては、ろくすっぽ飲みもせず 先生もっと効くの出して下さいよなんて言っていた とにかく軽い幻聴と鎮痛剤の効かない頭痛、十分休養しているはずなのに何時も身体が怠くてたまらない そして理由ない鬱状態 生きていることは苦痛でしかな
1/2の現実世界ぼくは、ネットsns.配信の世界をそう名付けた。 ぼくらは、掌サイズの電気仕掛けの機械で、あたかも、リアルに繋がっていた。掌サイズの君とぼくの関係は、残り18%のバッテリー残量と共に消滅してしまう。 また充電すればいいじゃあない? そうだね。生きてる電源🔌か、バッテリー🔋があればね。 そうだ、自転車のダイナモを改造して、発電機を作ろう。 人間も、動物も電気仕掛けで動いている。 とにもかくにも、電気が、なければ 筋肉も、回路も動かないって事なんだ。