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セジマールの作り方その③ 少年期中期(8歳〜10歳)

はじめまして、noteへでの初記事ということで
しっかり目に自己紹介をさせて頂きます。

の第3回目。

1回目はこちらになります。

https://note.com/sejimarl/n/nd4358d9fa824

おそらくこのページに来られた方は僕本人から無理矢理URLを送りつけられて、仕方がなくご覧になられている方がほとんどだと思います。

せっかくの機会なので、その人の貴重な時間を精一杯無駄にしてやろうと思ってますので、しばしお付き合い下さいませ。

無駄にに冗長され、読みづらいヒストリーとなります。どうぞ

少年期中期(8歳〜10歳)

・小森という名字にも慣れてきた小学2年生の頃、僕がこもりくんと訣別する重大な事件が起きました。
今まで「除夜の鐘」というものを聞いたことがない僕は(いつも21時を過ぎると睡魔に勝てず寝てしまう)今年こそ頑張って12時まで起きる!と1週間前くらいから意気込んでいました。

・ところが、なんということでしょう。大晦日の朝から体調を崩し、高熱を出してしまったのです。
基本甘えん坊だった僕は「お母さん、しんどいよー。」と夜になってもグズグズしておりました。
身体がダルい、でも除夜の鐘も聞きたい。
(そもそも鐘を鳴らすようなお寺が近くにあったわけでもないので聞こえるかどうかも微妙なんですが)

・グズグズ、しんどい、グズグズ、除夜の鐘聞きたい、グズグズ
 
そうこうしているうちに、遂にこもりくんが”ブチ切れ”ます。
僕を寝室まで引きづって連れて行き、布団に押し倒し、バチコーンと平手打ち。

・僕の左頬はくっきり手形を残すような形で赤く腫れ上がりました。
これには、母もこもりくんにブチ切れ。その後新年を祝うこともなく永遠と口論。僕は今まで母子家庭ということもあり”父”という存在から手をあげられた事がない為、余程ショックだったのか、30代のオッサンになった今でも鮮明に覚えています。

・その除夜の鐘事件をきっかけにこもりくんは僕にとって恐怖の対象になります。

・そして、1ヶ月半後、あの有名な「阪神淡路大震災」が神戸を襲います。
地震が来る直前、不思議な事がありました。
子供の感というか、なんというか、普段は夜中に目が醒めることなんて滅多にない僕がその日に限って”おしっこ”に起きました。
用を足して自室のベッド(当時は自分の部屋で寝ていた)に戻るときに何故か、
 
「なんとなく反対向きに寝てみよう」といつも足を向けている窓側に頭を向けて寝ました。

・その後、大震災が来るんですが、僕が起きたきっかけはタンスの上に積まれていた大きなアルバムが落ちてきて足にクリーンヒットした痛みでした。
(これ、本来なら脳天直撃だったんじゃね?俺、天才じゃね?)
とか思ってました。

・我が家は被害も少なく、家具家電類が全て壊れたくらいに収まりましたが、祖母の家はぺちゃんこに潰れていました。幸い、祖父母は無事で、親族から死者も出ず、友達も1人も死ななかったので、不幸中の幸いだったと思います。

・震災後の生活は小学2年生の僕からすると「はだしのゲンみたいだー」くらいの感覚でしかなかったです。僕の小学校は被害も少なく、疎開先の学校のような扱いで神戸市中から「親を亡くした子」や「仮設住宅に家族ごと引っ越してきた子」などがやってきました。

・徐々に生活が元通りになっていき、仮設住宅が解体され、新しく疎開してきた友達が元の場所に戻っていく中で、なんとなく寂しいなと感じていたのを覚えています。

・小学4年生になると、小学校でクラブ活動というものが始まり、僕は「まんがアートクラブ」という超マイナーな所に入りました。その頃人気があったのは陸上クラブかバスケットクラブか自然クラブ(入部動機は「スライムが作れるから」)。友達はほとんどこの3大クラブに入ってました。まんがアートクラブは学年で僕1人だけ。基本、上級生と活動することになります。

・まんがアートクラブは「まんが」と冠してますが、メインの活動は「アート」が中心になってまして顧問の図工の先生と一緒に学校所有の山(神戸市イチ自然が多い学校だったみたいです。)にチェーンソーを持っていき木を切り倒す。それを縄で結び図工室まで引き摺って持ち帰り、加工して木製のベンチを作る。といった活動や、ろくろで茶碗や皿を作るような活動をしており、その企画の合間(何もすることがない時期)に「まんが」を書くといった流れでした。

・出来上がった全員分の「マンガ」はして印刷、製本され「月間びっくりアート」としてクラスに配られました。ちなみに僕の連載は”おにぎりトリオ”というシュールなギャグ漫画でそこそこ人気があったと記憶してます。

※追記 「びっくりアート」の現物を見つけたのでまた記事にしてアップします。

ここから1年後、まんがアートクラブは学年で僕1人だった所から人気クラブに成長していくのですが、こちらで区切らせて頂きます。
 
長文、お読み頂きありがとうございました。
(終わるイメージつかない。)


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