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くらえ!グルコーススパイク!!

皆さん、必殺技はお持ちですか?
僕は小学生の頃、どっちが強い必殺技を持っているか勝負してて、
ウルトラパンチ→超ウルトラパンチ→超絶ウルトラファイナルファイヤーメガトン連続パンチ→以下永遠に技名が長くなる、、、という言い争いをよくしてました。

こんにちは、スーパーレアリティーエターナルヒューマンのセジマールです。

グルコーススパイクってカッコいい必殺技みたいですよね。

でもこのグルコーススパイク、長期間やられすぎると命をも落としかねない超絶危険な攻撃なんです。

血糖値が大きく変動することによって発生する酸化ストレスによって血管がダメージを受けます。これがグルコーススパイクという現象で、最終的に血管がボロボロになり、心筋梗塞や脳梗塞のような突然死の原因になったりします。

具体的にどのような人がグルコーススパイクの脅威に晒されると思いますか?


実は、

食後血糖がグンと上がる人ほどグルコーススパイクでのダメージは大きいといわれてます。
以下の図の左側のグラフをご覧下さい、
こちらは、健康な人、糖尿病ではないが食後血糖が高い人、糖尿病の人のそれぞれの生存率(死亡率)を表したグラフです。

※山形県舟形町の住民を対象に、検診結果で「正常」「予備群」「糖尿病」の人が、どのくらい心筋梗塞などの心血管疾患によって亡くなったかを調査した結果。縦軸は累積生存率で、下に行くほど死亡率が高いことを意味する(出典:Diabetes Care. 1999;22:920-4.)

食後血糖が高い人は糖尿病の人に匹敵する死亡率であることがお分かりいただけると思います。

これはまさに、糖尿病だと診断されていない方もグルコーススパイクによって動脈硬化が進行し、糖尿病患者と同程度の死亡リスクがあるということを示しています。


前々からお話している通り、食後血糖値は健康診断では測定することが出来ない数値になっています。

こういったリスクを知るためにもぜひ食後血糖の測定をオススメしております。

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