介護の終わりに(10)

父が死んでから何度か、私が「父親」からもらえるはずだったもののことを考えた。

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「介護が終わったときにあなたの物語を書くべきだ」(酒井穣)。確かにそうだなと素直に書き始めました。とはいえ、3か月以上悩みました。