森 星象

フォトグラファー ビデオグラファー 写真講座講師

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最近の記事

小島一郎とピクトリアリズム

写真の黎明期に、それまで記録媒体であった写真をアート表現にしていこうという活動が起こりました。そのために「写真は絵画を模倣する」ことでというアートに近づこうとしました。この活動をピクトリアリズムと言います。1800年代半ばの話しです。 この写真などはピクトリアリズムの一例です。 引用 https://www.fujibi.or.jp/exhibitions/profile-of-exhibitions/?exhibit_id=4201409051 小島の写真はこれらの影

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      名作を読み取ってみる スティーブン・ショア

      • 写真の勉強をしたい方にオススメの本

        その方が何を学びたいかによって変わりますが、 写真を体系的に学びたいなら ・「楽しい写真―よい子のための写真教室」 ホンマタカシ 写真の奥深さを学びたいなら ・「写真がもっと好きになる。」菅原一剛 カメラスペックや撮影技法を学びたいなら写真雑誌がたくさんあります。でも、写真の奥深さを学びたくなると書籍は少なくなります。このようなアプローチの本は売れないのでしょうね。 ホンマさんの本は私のゼミクラスで参考図書として使用しています。写真の歴史や体系などが学べます。特に

        • フォトグラファーの料金

          フォトグラファーになりたい方へ。 今の撮影料の相場はいくらくらいだと思いますか? 実際のフォトグラファーの撮影料はこのような感じです。 駆け出しの方だとこれより少し下がるかも知れません。 もちろん人気のある方やベテランはこれ以上の金額を請求できると思います。 <実例> ・七五三・お宮参り・家族などの撮影 1h 15,000円程度 ・ウエディング(下請け)   式のみ 15,000円程度    式&披露宴 20,000〜50,000円程度 ・幼稚園などの撮影

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          フォトグラファーの呟き 小島一郎への憧れ

          小島一郎という写真家をご存知ですか? 東北を中心に作品を発表し、39歳で早逝した写真家です。 引用 http://www.aomori-museum.jp/ja/exhibition/22/ 彼の写真が好きだったのですが、2ヶ月ほど前にようやく写真集を手に入れることができました。 コントラストの強い現像と幻想的なまでに強調された空や雪の表現。小島はその作風から「東北のミレー」と呼ばれました。 小島は、デビューしてすぐに写真界でフューチャーされたものの、若くして亡くな

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          フォトグラファーの平凡な日常

          派手に活躍している方もいると思いますが、私の場合は至って地味。 月の実労は10〜14日くらいです。 では、普段何をしてるかというと、準備、勉強、情報収集、雑務・・・などなど。 要するに個人事業主ですので、やっていることは個人商店と変わりないです。 メール処理、経理処理とか撮影データの納品処理、写真講座の準備、集客、新規講座の計画、新しい知識の習得などなど。 で、頭の中の80〜90%が新しい作品のコンセプトや制作を考えることに費やされています。常に「いい作品を発表したい

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          フォトグラファーのつぶやき 初めまして!

          写真家の森星象です。 根っこはアートフォトです。 DEAD LILIES 2018 カルマ 2020 こんな感じです。 アートフォト、商業フォト、写真講師を3つの柱にして活動しています。 まだまだ認知度は低いですが、プロカメラマンの日常をつづっていきたいと思います。よろしくお願いします。

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