Never give up

親戚の子が田舎に遊びに来た。来るのは初めてらしい。あぶれていた私が相手をするはめになった。虫にも物怖じせず、黙々と捕まえる。バッタの大きな後ろ足を片方つまんでぶら下げ眺めていた。バッタは暴れた拍子に足がもげ、地面に落ちると逃げ出した。「なんであの虫はあんなになったのに頑張るの?」

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