毎日読書など日記・2779日目

2023年4月19日水曜日・曇り・風・温

朝TV「きょうのわんこ」「らんまん」見る。『蹲る骨』(イアン・ランキン)読まず。

『オール讀物9・10月合併号』(文藝春秋2021年)掲載の「本売る日々」(青山文平)、読み終える。先だって読んだ「初めての開板」以上ではないだろうと思って読んでいたらそんなことはなかった。結局、もう一つの「鬼に喰われた女」と同じく痒い所に手が届くという感じでじっくり読めるという納得の読書時間を経験させてくれる傑作だった。この三篇を収めた作品集は無敵だ。

『いのちがけ 加賀百万石の礎』(砂原浩太朗、講談社2018年)、始めから読み直して52ページまで進む。有名な前田利家の家臣、村井長頼が主人公の物語でその「いのちがけ」ぶりを描いている。織田信長と前田利家の翻弄されながらもその忠節の心をいかに曲げないでいられたのかを描いている点が面白いのかもしれない。あの『高瀬庄左衛門御留書』(講談社)の感動と面白さを求めている。

卓球をする日。ラージボールを打つ。シングルス5試合、ダブルス3試合。いずれも中途半端な動きに終始してあまり良くない。

終わり

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