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加速する『ハイブリッドイベントの時代』と、それに向き合うイベントプロデューサーとして大切にしたいこと

この記事は【QUMZINEアドベントカレンダー2021】の第16日目にエントリーしています!
(去年に引き続き16日!)

こんにちは、イベントアクセラレーター 西舘聖哉(@nisei_86)です!

今年もQUMZINEさんのアドベントカレンダーに参加させていただきました。
テーマは「2021年を振り返る」ってことで、緊急事態宣言の解除など世の中に動きに呼応してイベント活動がどのようになってきたかを振り返り、これからについての想いを書いていきたいと思います!

さらに増えるオンラインイベントとイベントのハイブリッド化

この1年で、イベントを開催するハードルはさらに下がり、誰もがイベントを開催できる時代になってきたと言っても過言ではないかと思います。
イベントの種類分けをすると、参加する全員がオンライン上にいるオンラインイベント、リアル参加者とオンライン参加者がいるハイブリッドイベントに分類できます。

オンラインイベントは、去年のコロナ禍の状況で一気に広まり、今も増え続けているという状況は2020年から続いています。
Zoomなどのミーティングツールを使ったものから、oViceclusterなどのアバターを活用した交流を行えるようなものまで、オンラインの空間で様々なイベントが生まれています。

ハイブリッドイベントは、最初は関係者がリアル、参加者がオンラインという形から始まり、緊急事態宣言の解除により(人数に制限はありつつも)リアルな場にも参加者が集まる動きが一気に広がってきました。
離れた場所にいる人にもコンテンツを提供できるというオンラインのメリットを残しつつ、リアルな場での交流もできるということで、今後ますますハイブリッドイベントは増えていくと考えています。

ハイブリッドイベントの難しさ

さて、これから「ハイブリッドイベントをやりたい!」という人は増えていくと思いますが、ハイブリッドイベントは、リアル+オンラインという性質上、イベントの難易度としては高い分類になります。
リアルの映像、音声、雰囲気をオンラインに届けるために、配信機材を整えたり、イベント構成を工夫したり、準備するべきものがたくさんあります。

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とあるハイブリッドイベントの配信環境

機材を揃えるだけでも大変、さらにそれを使いこなせる人が必要になるので、専属の担当者や配信会社へ依頼するなど、イベントの準備が大規模になります。

自分としても、その2021年はハイブリッドイベントに対応できるイベントプロデューサーとして大きく成長した(というか成長せざるを得なかった)1年だと言えると思います。

ハイブリッドイベントに求められることとして非常に大きなものにオンライン参加者を置いてきぼりにしないための工夫というのがあります。
実際に対面で話せるリアル参加者と違い、オンライン参加者はどんな様子なのかがわかりにくく、リアル参加者もいる環境だと気にかける頻度も少なくなりがちです。
目の前にいない人達にもイベントに来て満足してもらうために、どのようなオンライン参加体験をつくっていくのか、その追求がこれから大きな課題になっていくと思っていますし、たくさんのイベントを通じてさらに学んでいきたいと思っています。

これからもイベントに関わる者として大切にしたいこと

さて、コロナをきっかけに激しい変化を迎えているイベントの世界。
僕自身はまだ関わって4年くらい、オンラインだけならコロナ以降なので2年弱になります。
まだまだイベント業界の人としては若輩者だと思いますが、オンライン化をきっかけに色々なイベントに関わらせていただく機会が増え、そのおかげでより多くのイベントやイベントをつくる人に出会い、イベントの目的や意義、伝えたいこと、それぞれの価値観、など非常に多くの想いに触れてきました。

つくる側の想いが宿っているイベントは、やっぱり楽しいと思う可能性が高いと思います(少なくとも、僕は関わっていて楽しいと思います)。
逆に「やれ」と言われたからやっているもの、義務的なもの、なんとなくでやっているもの、そういうものはやっている側も辛いですし、そういうのは参加する側にも伝わるんじゃないかと思います。

最近は、ありがたいことにイベントについて話す機会をいただいており、

そういう場ではほぼ必ず、イベントに関わる人へのメッセージとして、
・より多くのイベントを知ること
・あなたがそのイベントに込める想い

について話しています。
より多くのイベントを知ることで、自分のイベントに活かせることも学べますし、先に紹介したようなハイブリッドイベントなどの難しいイベントは、自分一人では作ることができません。
自分がイベントに込めた想いで周りを巻き込んで、一緒に創り上げていくことで、より良いもの、見た人に響くイベントが出来上がっていくと思います。

これからさらにイベントは増えていくと思いますので、その中で自分のイベントが選ばれるためにも、自分がつくるイベントへ込める想いを大切にしてください。
僕もそういう気持ちを忘れないようにして、これからもたくさんのイベントに関わる人のお手伝いができれば良いなと思います。

というわけで、皆さま良きイベントライフを!

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余談ですが、これからハイブリッドイベントのために機材を揃えたりする人が増えると思います。
僕の機材リストなどは全て公開しているので、良かったら参考にしてみてください。
2021年冬版もそのうち出すので、お楽しみに(*'▽')

以上!

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