素人が漫才のレビュー1

最近思うのが漫才って奥が深いなって思うんですよ。全く同じ漫才でも演者の気分や観客の気分によって受け方が変わってくるんですよね、これがちょっと謎だなって思いましたので、考える習慣のひとつとしてノートにまとめてみます。

やっぱりM1の漫才を個人的に見ていきたいので「ミルクボーイ」さんのコーンフレークを。

いやー面白かったですね、順番で言うと7番手でしたか?これはいい位置なのか?
ミルクボーイさんの前には「からし蓮根」「見取り図」と来ていましたね。この二組とも面白かったのですが、からし蓮根さんのネタは後半40秒くらいでウケがグンときて(怒って車で教官に…のくだりくらいから)、見取り図さんのネタは途中途中のワードがはまるごとにウケがきている印象でした(激弱のバチェラーなど)。徐々に大ウケの回数が増えてきたところにミルクボーイの登場。これはいい順番だったのでしょう。

つかみからワクワクする展開
私が思ったのは内海さんの声がめちゃめちゃよかった点。
「どもーどもっ!ミルクボーイでっすーっお願いしますーっねあーありがとうございますーっ!ねっ!今っ!!ベルマークをいただきましたけどねっこんなんなんぼあってもいいですからねっ!」
この歯切れのいい感じ!「ねっ!」って言うのでリズムとっててすごく聞き取りやすい。第一声からバチッとハマった感じがしました。B&B島田洋七さんのような声で聞き取りやすくて、リズムが本当によかったです。あとベルマークのチョイスもGOODだと思いました。ミルクボーイさんは他にもたくさん「もらう」んですけど、ベルマークってなんかリアルに私たちの世代には想像しやすくて、最初にやるにはもってこいのチョイスだったと思います。
2位だったかまいたちさんとの差は開始 30秒の印象度が大きいのではないかと思いました。その後話を切り出したのが駒場さん。「、うちのおかんがね、好きな朝御飯がある言うねんけど、その名前をちょっと忘れたらしくて」と言う斬新な入り方。朝ごはんでどんな展開に持っていくんだろうと言う期待感。駒場さんの声もいい感じで、お母さんにめんどくさいことを言われてちょっとダルそうな声質、だけど聞き取りやすいみたいな。

明日に続く

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