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過去にもし巨大隕石が落ちて恐竜が絶滅してなかったら・・・


古代の琥珀の中に閉じ込められた蚊の体内の血液から

恐竜の血のDNAを採取し、遺伝子工学によってよみがえらせた

恐竜の“生きた恐竜園”で起こる映画ジュラシックパーク。

とても夢のある面白い映画です。


もし今、生きた恐竜を見れる所があったらきっと予約待ち

とかの大人気なことになってるでしょうね。

ジュラシックパークで琥珀の中の蚊から恐竜のDNAを取って

恐竜のクローン化や復元というのは現実ではほぼ不可能だ

そうです。生物のタンパク質が琥珀の中のように、空気から

密閉された状態なら保存される可能性もあるので、立てられた

仮説が映画の土台となっていますが、良質のDNAが保存されている

確率は奇跡的なもので、恐竜が絶滅した6500万年前という長い

年月において、恐竜のタンパク質も変質しきっているのと、

復元するには似たような“種”と遺伝子を組み合わせる必要があり、

もはや地球には恐竜に非常に近い種が存在しない。


ただ、復元可能かもな絶滅した生物にマンモスがいて、こちらは

数万年前頃までは生きていて、ロシアの永久凍土でマンモスの新鮮な

骨髄が見つかり、象の卵子と融合させる試みが行われているそうです。


※ 近年、近畿大学やロシアのグループが2万8千年前の子供のマンモス

の氷漬けから細胞を取り出し、マウスの卵子に移植し活動するのが確認

できたと発表がありました。が、核分裂には至らず今後も研究を

続けているようです。


6500万年前に滅びた恐竜。1億年ほど栄えた彼らが地球上から

消えた説には、大規模な火山活動説や地球温度低下説、隕石衝突説

などある中、確定的に巨大隕石衝突と結論がでていて、世界的に

分布する古い粘土層に、他の地層にはほとんどない数十倍の

希少金属のイリジウムが見つかり、本来地殻には微小にしか存在

しないもので、隕石が衝突した痕跡と考えられ、それがメキシコ

ユカタン半島で発見された直径180キロの巨大クレーターを

作った巨大隕石で、推定直径10km~15km。衝突エネルギーは

広島型原爆の10億倍。衝突の衝撃によって起こった地震は

マグニチュード11以上で、発生した津波は300m。


イリジウムの地層を境に恐竜などの化石が激変するのが

分かったそうです。


もし、この壊滅的な破壊をもたらした隕石が

落ちて来なかったら、今頃地球は、恐竜にあふれていたんでしょうかね。

小型恐竜の中には、両目が前を向き、体の割合にして脳がでかく、

器用な手先を持ち、二足歩行した種類がみつかっていて、特徴が

“サル”と似ていたため、その恐竜が進化して脳が発達し

“恐竜人間”となって文明を発達させていたとしても

不思議じゃなかったんだとか。




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