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84冊の本がそろいました。【キカクの図書室】

最終講義のことと、個人的なメッセージを少し。

企画メシ2021、半年間の講義が昨日終わりました。
残念ながら横浜BUKATSUDOに行くことはできず、オンラインでの参加となりましたが、会場の熱気と感動が伝わってくる時間でした。

ご自身の発表の最後に、名前を呼びかけてくれた藤川さん。
めっちゃ驚きましたが、それ以上にうれしくて目頭が熱くなりました。

懇親会の途中で会場とつないでくれた野口さん、山田さん。
おふたりの優しさにはいつも心を打たれています。おふたりのことは勝手に仲間だと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。

岐阜で積読合宿をやろうと言ってくれた橘さん、菅沼さん。
合宿にふさわしい場所を今から用意しときます。本当に待ってますので、本当に来てくださいね笑

ひがしさんとは、ただただ一度飲みたいです。落ち着いたら名古屋にも行きますね。新しい環境でのご活躍も応援してます。

解釈代理店のみなさん、一緒に写真を撮ってくれていたのは、思いがけずうれしい出来事でした。途中で抜けてしまってご迷惑をかけましたが、みなさんの解釈に背中を押してもらった気がしています。ありがとうございました。

そして、まだちゃんとお話しできていない企画生の方もたくさんいて、そんな方達ともこれから関わっていけたらうれしいです。

キカクの図書室の本が揃いました。

最終課題、「自分の企画」として「キカクの図書室」を作る、と宣言しました。企画生全員と阿部さん平賀さん山本さんへの選書を集めた図書室です。その時点では手元にない本もあったのですが、84冊すべて(+α)の本が揃ったのでご報告させていただければと思いました。
(それぞれの選書については前回の記事をご覧いただければと思います)

実際に並べてみて、ジャンルも判型もバラバラな本の並びが個人的にはとても面白かったです。普通の図書館や書店ではまずこんな並び方にはならなくて、企画メシ2021に参加した人だけに意味が生じる本の連なりなのだと思います。あらためて眺めてみると、自分でも意図していない面白いつながりもありました。

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01〜20
『本当の勇気は「弱さ」を認めること』のあとに「よう知らんけど」と続くのが個人的にツボです。藤川さんが、わたしの分の選書をしてくれたことには涙しました。

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21〜40
いちばん凸凹している箇所。絵本、漫画が多めでした。辞書とか雑誌も入ってます。この凸凹感は、企画生の個性の多様さを反映していると勝手に思ってます。

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41〜60
ほかの人に選書した本を「その本好きです!」と言ってもらえるのに驚きました。早速、選書した本を読んでくれたある企画生と、その本の話で盛り上がれたのはとてもとてもありがたかったです。「わが星」だけ書籍ではなくて、演劇のDVDです。

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61〜80
 
いちばん悩んだ箇所。こうやって並べてみるとタイトルには場所が含まれているものが多い気がします。本屋、祠、月面、砂漠、新世界、居場所、台湾、ひらや(平屋)、喫茶店、そして旅。だからなんだ、って言われると困りますが…

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81・阿部さん・平賀さん・山本さん・ゲスト講師関連本
九龍さんの本が多めです。最後の二冊は、以前の企画メシのゲスト講師だったコンテクストデザイナー渡邉康太郎さんの著書と、デザイナー佐藤亜沙美さんが装丁した書籍です(著者の滝口悠生さんは佐藤さんの夫)。2冊とも本当によい本なので、この場を借りて紹介させてもらいました。

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企画生からすすめてもらった本コーナー
まだまだ少ないので、この先増やしていきたいです。企画生のなかで一番人気だった作家(片山調べ)は西加奈子さんでした。西さんの作品ではわたしはダントツに『円卓』が好きなのですが、ほかにはだれも円卓好きってひとはいなかったような気がしています…

これからのこと

前回のnoteには本当にたくさんの方からコメントをいただきました。「行ってみたい」と言ってくれる方もいて、とても励みになっています。徐々に形にしていきます。
また、今回選書した本には現在絶版となっていて、手に取りづらいものもありました。そういう本は貸出も承りますので、ご希望の方はお気軽にご連絡ください。

「仕事」というものを、「ただお金を稼ぐもの」と考えるのではなく、「誰かのためにすること、誰かをよろこばせること」と解釈すれば、この図書室の活動や、図書係の活動だって「仕事」と言えるのではないか。だとしたら、企画生のあなたと「仕事で再会する」日は、きっとそんなに遠くない。

そんなことを考えています。
ぜひ、一緒に仕事しましょう。

半年間、どうもありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。


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