韓国ペニス事件

旦那さんのご両親に会うべく、ついに韓国へ。

時系列通りに書こうとすると時間がかかっていつまでも公開できないため、断片的なエピソードを小出しにします。

だとしても、タイトルからしてこれが一発目じゃないだろ感がスゴい。
求められてる韓国ご挨拶レポはきっとこんなんじゃないのもわかる。

でもまあいいか。レッツゴー。

韓国3日目。
おばあちゃんに会うため、お義母さんの実家へ行くことに。
おばあちゃんの家はレトロ…という言葉でかたずけていいものか悩ましいレベルの古い家屋だった。
100年位前に建てられたお家だそう。

写真や動画がたくさんあるので、またの機会に
(こっちを早く出せよ)

気になると思うので1枚だけ

おばあちゃんが畑の向こう側にいた隣の家の人を見つけて声をかけ、家の前まで会いに行った。
私と旦那さまもついて行くことに。
おばあちゃんが隣人に「この子は孫の嫁なのよ〜！日本人なの〜！」みたいな感じで紹介してくれた。

すると、
隣の家のおじさんが私に向かって「ペニス」と言った。

え…？ペニスなんて韓国語あったっけ？

私は聞き返した。
「ペニス？」

おじさんももう一度言う
「ペニス！」

信じられないことに目が合っている。
私に言っている、ペニスと。
私もハッキリとペニスと繰り返している。

一応、もう一度聞いた。
「ペニス？」

おじさんは答えた
「ペニス！」

なに、怖い、韓国のスラング？
日本人を嫌いな韓国の人もいるんだろうなって覚悟はしてたけど、面と向かってこれは怖すぎる！

おばあちゃんも旦那さんも何も言わない。
何も言えないのかもしれない。
外国人嫁でごめんとすら思った。

でも、こんなにハッキリ面と向かってペニスなんて言う…？
隣の家の孫の嫁にこんなこと言わないよな？
ぜったい言わないよな？

私は、自身の体格が普通の女子よりかなり大きいこと、髪は短髪でバッチリ刈り上げ
られていること、顔はプロレスラーの飯伏選手に似ているという事実を思い出し、

“最悪なにかあったらもうカミゴェを喰らわせればいい…”

そう考え、自身に宿るゴールデンスターの面影を信じ、勇気を出してこう伝えた。

「ちょんちょに、まれじゅせよ」（ゆっくり言ってください）

おじさんはハッキリゆっくり声を張った。

「ジェ、ペ、ニ、ズ！」

ジェ、

ペニズ…？

ジェペニズ…？


アッ！！！！！

ジャパニーズ！！！

「日本人だね！」と言っていた。

隣のおじさんは英語で話せば通じるだろうと配慮してくれたのに、とんでもないやり取りをしてしまった。

そして、一瞬でもカミゴェを食らわせばいいと思った自分を恥じた。

続く。