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担当する講義に、卒業生が帰って来てくれました!

昨年度に続き、福岡外語専門学校で毎週木曜に「Practical Career Developm」という講義を担当しております。これは、福岡大学ベンチャー起業論という、「人生の経営者になる」という理念のもと、オムニバス形式の講演と、地元企業に9ヶ月間インターンを実施する授業の形を目指した講義でもあります。

この講義は、この福岡大学ベンチャー起業論のコーディネーターであり、先日この世を去った大学時代の恩師である、福岡大学阿比留正弘教授とともに担当しておりましたが、阿比留先生の意思を受け継ぐ者として、この講義を責任もって、運営しております。

そんな思いを持って運営している講義ですが、昨日、卒業生が帰って来てくれました。その事について、少し書いてみたいと思います。


①Practical Career Developmentとは

この講義は、TEDで約750万回再生されている、北海道の株式会社植松電機の植松努社長をはじめとする外部講師の方の講演や、福岡大学ベンチャー起業論で学んだ卒業生が経営する企業でのインターンシップなどを通じて、「仕事を通じた『私』のキャリアデザイン」を行うことが目的で、日本人学生と留学生の初の合同授業となっております。

国籍は、日本だけでなく、中国や台湾、ロシア、メキシコ、ミャンマーと本当に幅広く、毎週のディスカッションでそれぞれの国の文化を理解することができる、非常にユニークな講義となっております。

②卒業生が帰って来てくれました

昨日参加して下さった卒業生は、実は2年前に、福岡外語専門学校の学生でありながら、福岡大学ベンチャー起業論のインターンシップ活動に参加しておりました。そのお陰で、昨年度から始まったこの講義で、事前に阿比留先生の考えを理解しており、そして日本人や留学生をまとめる事もできる、とても心強い存在でした。昨日も、その時一緒に学んでいた留学生とも再会する事ができたわけですが、留学生も本当に嬉しそうでした。

③この講義について、ありがたい言葉を頂きました

現在は、大阪の大学に編入しており、多くの方にお会いしていきたいということで、大阪 福島のコワーキングスペース「GRANDSLAM」に足を運んだり、オンラインで福岡の転職支援会社にインターンしていたりと、精力的に活動しています。
そんな彼の報告発表で、最後に「この授業を受けた事がどれだけ貴重だったか、卒業した今だからこそ本当に実感している」とお話しして下さり、私もこの講義を担当することができ、本当に良かったと心から思いました。
福岡外語専門学校の先生方も、卒業生が帰って来てくれた事をとても嬉しそうだったのも印象的でした。

④亡き恩師の教育理念を受け継ぎ、進化させていきたい

福岡外語専門学校の理事長は、現在のグローバルな学校を創りあげられましたが、「経験から学ぶ教育こそ大切」と熱く語られています。私も、まさにその部分にフォーカスしています。

もちろん、この講義を行うことができるのは、福岡外語専門学校の先生方だけでなく、福岡大学ベンチャー起業論のOBOGの皆様のサポートがあってこそです。阿比留先生が繋いでくれたご縁と教育理念は、確実に受け継がれ、続いています。

この講義を通じて、福岡外語専門学校の発展と学生の成長に貢献すること、そして阿比留先生から学んだ教育をさらに進化させていきたいと思います。


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