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何よりもコロナリスクが最優先で本当いいの?


この記事は「整体師のカラダとココロの話」のラジオ収録台本にもなってます。本編が気になる方は、下記のラジオをご視聴ください。     

>>ラジオ「整体師のカラダとココロの話」

2021.4.25より3回目となる緊急事態宣言となることが決まり、

飲食店や観光業関連など、大きなダメージがあると想定されますね。

今回の宣言で完全に息の根を止められる企業や店舗、業界も多いのではないかなと想像します。

新型コロナウイルスは現在ワクチンはありますが日本では数が足りず、治療薬もはっきりとは出ていない現状に加えて、各種メディアから流れてくる「今日の感染者数、重傷者数、死者数」の情報により、非常に大きな不安を巻き起こしていることは間違いないないところです。

しかし、ぼくは本当にこのままでいいのかな?と強く感じています。外出自粛により高齢者の筋力低下、認知症状の進行、過剰な消毒による基礎的な免疫力低下、運動不足&食べすぎによる「コロナ太り→生活習慣病」、経済悪化による自殺者数の急増などコロナ対策による弊害も数知れずです。


外出自粛による弊害

ぼくの整体の患者さんのご家族さんやお知り合いの方で、認知症が急激に進行している方や、外出自粛で足腰が弱り転倒して骨折した方、無気力で活動的出なくなっている方々が信じられないペースで増えています。

確かにコロナウイルスが致死率が高くないとはいえ、未知のウイルスであることの不安はもちろんあります。

ですが、それと引き換えに、認知症になったり、筋力低下を起こすというのは引き換えにするにはあまりにハイリスクではないでしょうか?

コロナウイルスよりも、目に見えて進行する認知症の方が余程怖いなとぼくは感じています。


コロナウイルスの致死率

厚生労働省の統計データによると、新型コロナウイルス陽性者は2021.4.21現在で542,049人に対して、死者数は9,761人とされています。ワクチンや治療薬がないことから自然治癒率は98.2%となります。亡くなられた方がいる状況で確率論で話をすることに抵抗はあります。

ですが、インフルエンザ罹患で持病が悪化しなくなる方も年間1万人です。食べすぎや運動不足で起こる癌では年間38万人弱の方が亡くなられます。糖尿病や血管疾患を含めると約50万人の方が生活習慣病で亡くなられていることになります。

コロナはもちろん不安ではありますが、コロナ対策に伴う弊害もかなり大きいです。


マスクや過剰な消毒の弊害

徹底した消毒などを行い続けると、常在菌に対する抵抗力も落ちやすくなります。

徹底した消毒の極みは「無菌ルーム」になりますが、こう行った場所で過ごせば、当然菌やウイルスに対する抵抗力は弱まります。コロナはもちろんですが、風邪や胃腸トラブルにもつながりやすくなります。

また、マスクは飛沫防止効果がありますが、マスクの内側は雑菌だらけになります。着用時は頻繁に新品マスクに変えるなどのする必要があります。

ぼくは患者さんに入る前にも手洗いはしますが、石鹸などは使用せず水で洗うだけにしています。消毒も普段はほとんどしません。

あまりに清潔を意識しすぎる弊害も実は大きいと思います。


自殺者の増加

ぼくが一番危機だと感じるのは自殺者数の急増です。

2020年10月の1ヶ月間の自殺者数は2230人、10年連続で減少傾向にあった自殺者数ですが、昨年10月当時のコロナ死者数は1000人台だったのに対して、たった1ヶ月で2000人を超える自殺者数です。

この数字を見た当時は本当に衝撃でした。確かに自殺者数は1990年代〜2000年代よりは大幅に減っていることは確かですが、2020年は11年ぶりに増加に転換しています。

恐らく、2021年の自殺者数は今回の宣言下で大幅に増加するのではないか?と予想されます。こういう状況からも、本当にコロナだけを最優先で対策するべきなのか?世論的にそうせざるをえないからしているのか?一人一人がしっかり考える必要があると思います。


まとめ:本当にこのままでいいのか?

新型コロナが医療崩壊を招きインフルエンザよりは致死率が高く、有効な治療方法なども確立されていないことから最優先で不安になることはもちろん理解できます。

しかし、それによる弊害がどれだけ大きいかはメディアでは触れられません。コロナ感染者が低下し、オリンピックを開催する。それも大切であることは間違いないですが、コロナ対策により大きなトラブルとなっている事柄も多く、全てがコロナ最優先となりつつある現状に、ぼくは疑問ですね。

メディアの言われるままに世論が動くのではなく、世論を作るのは僕ら一人一人なので、しっかり考えて行動したいと思います。


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記事執筆者紹介

整体庵大空 下大前陽介(シモオオマエ ヨウスケ)

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<プロフィール:整体師歴18年>

スポーツトレーナー、トレーニングコーチ、プロ野球選手のサポート歴

スポーツ整形外科、産婦人科での施術を経て、整骨院開業。

現在は保険診療を廃止し自費診療で整体院を夫婦で営んでいます。

ファスティング歴10年以上、-25kgのダイエット経験者

定期的にファスティング講座をオンラインで開催しています。

妻(美容鍼灸師)、子供2人、猫1匹の5人家族です。


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