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努力はしちゃいけない話 【失敗談】

「努力は美しいこと」「しっかり努力しなさい」「今日も学校頑張れ」

小さい頃から当たり前のようにこう教わってきた人がほとんどだと思います。ぼくもその一人です。

ぼくは整体を20年近く行ってきましたが、心身に不調をきたす人の多くは何かしらに対して「努力」しているケースが多いです。

その中で、「努力」ということついて探究していくにつれて、こんな仮説を立てるようになりました。

『もしかすると、努力することは実は誰の得にもなっておらず、自分も周りも苦しいだけになっているんではないか?』

今現時点、この仮説は正しいと考えています。

「努力、頑張る」ことは美徳化されて指導されてきましたが、これによってメンタルが苦しくなり、身体も辛くなります。

「努力」することの無意味さを理解すると、日常がとても生きやすくなるはずです。ご興味ある方は、本記事とともに下記のラジオ収録もご視聴いただくとより理解が深まりますので、ぜひ、日常生活にお役立てください。

本記事は「整体師のカラダとココロの話」のラジオ収録台本にもなってます。本記事は箇条書きで要点をまとめたのみになりますので、しっかりご理解するために下記のラジオ収録をご視聴ください。


本記事はこのような方向け

・身体が疲れやすく、精神的にも辛い方

・子育ての悩みを抱えている方

・何かしら指導をされている方


ぼくの失敗談

・ぼくは高卒後、トレーナーや医療機関、整体など身体に関わる仕事をしてきた

・その中で「患者さんのニーズを満たす」ということを習ってきた(喜んでいる顔が嬉しかった)

・確かにビジネスとしては当たり前のこと。でも、自分を偽ってまで患者さんのニーズを満たそうと「努力」を重ねていた
→無自覚のうちにストレスになり、好きな仕事が嫌いになった失敗経験(自分がこれに本当に悩んでいた)

・来る人全てに合わすのはストレスでしかない→自分が本当に表現したいこと→それに合う方々が来てくれる状況を作る(今はほぼこの状態)


「努力」の本来の使い方

・「努力」「頑張る」は、他者を形容する言葉。自分に対して使うことではない

・自分に努力感があるとき「あー頑張ったな自分」「自分を褒めてやりたい」ということが一般には多い。これは一見、いい言葉に聞こえるけど、落とし穴あり

・自分が努力をしている=大抵の場合は嫌いなことをやったり、やりたくないことをやっている状況=無理している状態

・ここが重要

・場合によっては、自分への努力感に安心することもある(思考停止状態)

・意味なく「頑張ること」に意味があるとして継続すること=ほぼ無駄


(具体例)

自分:英語が好きで、少しでも工夫しつつ勉強を重ねる→結果、英語の継続になる

他人:あなたを見た他者が「あなた、努力家ね」という

自分:そうですか?(努力感がない)そんなつもりはないですけど、、、


※最重要なことは、継続も努力は全ては結果的なこと。それをやることには価値がない。


努力<夢中

・努力は脆い

・夢中になっている人に、努力家は絶対に勝てない

・英語が好きで、海外が好きで、語学留学をする人に、「英語がこの先重要だから苦手だけど努力して勉強しよう」という人は絶対勝てません。

・だから努力はしないほうがいい

・それよりも、自分が夢中になれることを大切にすること。それが結果として周囲から努力家として扱われることになる(自分はただ好きでやっているだけ)


ぼくは身体に関することはとにかく興味がある

・ぼくが整体は嫌いなんだけど、仕事だからいやいや努力しているとすれば受けたいか?→誰も受けたくないはず

・ぼくは基本的に整体が好き、人間観察が好き、

・努力家ではないし、むしろサボりな性格(いかにサボるか?を工夫するのが好き)

・街を歩いていても、人の歩き方、身体からどんな人かを想像するのが大好き

・多分、こういう人でないと整体を長く続けることは無理だと思う


自分に努力があるときは危険(人と比較しない)

・自分に対して努力感があるときは、どこかに必ず無理がある

・ぼくはここに敏感にしてる。無理をしないことが大切

・努力感があると、身体は過緊張→慢性疲労、心身の病気、事故に会いやすくなる。要注意

・人比べると、人に対して「努力しているな〜」と思うのは普通。自分には努力感がないのが正解。人が努力してるから焦って努力することは絶対やってはいけない(ここが本記事の最重要ポイントなのですが、僕の文章での表現力が乏しくイマイチなので、ぜひ音声収録をご視聴ください)


まとめ

・努力は他者に対して使う言葉、自分に対して努力感を持つことは危険信号であることを認識する

・他人に「あの人努力してるな〜」と思い、自分は全然努力してないな…と感じるのが正常。

・なぜなら、自分に努力感を感じないのが正常だから。

・自分は夢中でやっているだけ。それを見た他人が「あなた努力家ね」が正しい状態。

・自分への努力は、病気、ケガ、事故に合う確率が高くなるので要注意

・努力は夢中には絶対的に敵わない。努力なんかする必要はない。それよりも夢中になることを大切に扱ってあげること。


記事執筆者紹介

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整体庵大空 下大前陽介(シモオオマエ ヨウスケ)

<プロフィール:整体師歴19年>

スポーツトレーナー、トレーニングコーチ、プロ野球選手のサポート歴

スポーツ整形外科、産婦人科での施術を経て、整骨院開業。

現在は保険診療を廃止し自費診療で整体院を夫婦で営んでいます。

ファスティング歴10年以上、-25kgのダイエット経験者

定期的にファスティング講座をオンラインで開催しています。

妻(美容鍼灸師)、子供2人、猫1匹の5人家族です。


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