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激辛好きにはたまらない_四川省成都でのグルメ日記

どうも!
セイタです!!
現在北京大学修士課程で社会学を学んでいます。


この記事では、2024年4月20日~24日に四川省成都とその近郊を観光したことについて執筆しています。この記事では主に成都で食べた料理について書いております。


僕は基本的に、大众点评というグルメアプリで高評価のお店にしか行きません。また、その中でも必吃榜(食べログ百名店)という公式が美味しいと認めたお店をなるべく選んでいました。なお、今回紹介する6つのお店のうち5つが2024年に選出されています。また、1つのお店は2023年に選出されています。なので、すべてのお店が選出されています



この記事の対象者は
・四川省成都に旅行したいと考えている人
・辛い物が好きな人
・中国の食文化について知りたい人
を対象としています。


みなさん!
四川料理と聞いて、どのようなイメージをもたられるでしょうか?



一般的には、「担々麺」「麻婆豆腐」などを思い浮かべるのではないのでしょうか?


これらの料理の共通点はズバリ辛いことです!!四川省の成都でローカルな料理を食べると基本的には辛いです(笑)この記事では辛くて美味しい成都の料理を紹介していきます!!


自分は5日間で以下の観光地やレストランを巡りました。

DAY 01
・成都东站
・成都龙之梦瑞峰公寓酒店
・钢一区伍妹烤鸭(牛市口店)
・成都大熊猫繁育研究基地
・锦里古街
・锦城印象火锅(彩虹店)

DAY 02
・都江堰景区
・青城山
・叒缘夜光杯

DAY 03
・黄龙风景名胜区
・阔博·琼熙私汤民宿(九寨沟景区游客中心店)
・尼玛扎西藏餐

DAY 04
・九寨沟风景区
・大院河·仙鱼莊(九眼桥店)

DAY 05
・成都龙之梦瑞峰公寓酒店
・西月城谭豆花(春熙路店)
・文殊院
・武侯祠
・陈麻婆豆腐(旗舰店)
・杜甫草堂
・成都天府国际机场

この記事では太文字のレストランを紹介させていただきます。なお2024年3月末当時のレートは1元=21.8元でした。また、すべて2人でご飯を食べています。






・钢一区伍妹烤鸭(牛市口店)

ここは2023年に必吃榜に選ばれたお店です。店自体が開放的で、地元民っぽい人がいっぱいいます。店外でも食べることが出来ます。


僕は
・冒烤鸭 53.8元
・凉粉 10元
・その他飲み物
を頼みました。
合計 85.8元(約1900円)


ダック煮
デザート


1人1000円未満で食べれる料理なのですが、とにかく量が多くて、全く食べきれませんでした。ダックが大量にある上に、野菜や麺が入っています。程よく辛いです。ダックは骨こそ多いものの、身は柔らかくおいしいです。


現地人を見ていると、この辛いダック煮と甘いデザートを一緒に食べて、辛さを緩和させていました。そうやって食べると確かに美味しかったです。


現地人が良くいくお店は間違いないと言いますが、ここはまさにそういったお店です。安くて辛くて美味しい鴨が味わえます。



・锦城印象火锅(彩虹店)

この店は2024年必吃榜に選ばれただけでなく、黒真珠という高級料理がメインで選ばれるものにも選ばれてました。さらに三シェランにも選ばれているようです。


このお店はそこまで高くはありませんでしたが、普通の黒真珠のお店は安くても1人300元(約6500円)からとなります。火鍋のお店だから比較的にリーズナブルだったのかもしれません。

このように店内も高級感があります。


また、サービスもよく、店員が常に気を使ってくれていました。


僕たちは
・甄选双人套餐 255元
を頼みました。


それにバドワイザーを頼んで、2人で287元(約6300円)です。


火鍋の食材としては肉やエビ、そしてもやしやジャガイモなど盛りだくさんです。二人では食べきれませんでした。


面白いことに、四川の火鍋は油にニンニクやネギ、パクチーを入れて食べます。辛味と油が程よく混じって非常に美味でした。

サラダ油缶


肉がこのようにきれいに切られています。

牛肉


鴨の血も食べます。

鴨の血


別途揚げ物もあります。



ここでも冰粉というデザートが準備されています。これを辛い火鍋と一緒に食べると、辛さが緩和されます


サービス、店内の雰囲気、味どれもハイレベルで誰にでもお勧めできるお店です。




・叒缘夜光杯

ここも2024年の必吃榜に選ばれたお店です。屋台風のお店で、非常ににぎわっており、少し待ちました。



頼んだのは
・招牌二人餐
です。価格は216元(約4700円)です。


セットには蟹やラム肉、もやし、鴨の血などが含まれています。

蟹が結構な量がある上に、味付けもピリ辛ですごくおいしかったです。また、殻に切れ込みが入っており、食べやすかったです。もやしも酒がすすむ味でした。


あと、びっくりしたのが、イベントをやっていたので、生ビールが無料で飲み放題だったことです。多分、自家製のビールで少し白ビールっぽくて飲みやすかったです。


ここは店員の態度がすごくよかったです。料理もお酒によく合う美味しい料理でした。




・大院河·仙鱼莊(九眼桥店)

2024年の必吃榜で高級感の漂う火鍋屋さんです。天井がなく、噴水があります。宮廷風の装飾です。接待で使うと一目置かれそうです。


頼んだのは
・馋嘴红锅 48元
・三角峰 48元
・红糖糍粑  22元
・炒招牌蛋饭  18元
・梅林午餐肉  18元
・藕  12元
・时令蔬菜  12元
・干贡菜  16元
・啤酒
合計 240元(約5200円)



火鍋
野菜とスパム
甘い揚げ物
ナマズやどじょうに近い魚
魚形に盛り付けられた卵チャーハン


火鍋自体は辛くて痺れる典型的な四川火鍋。野菜は新鮮でおいしかったです。ただ、三角峰というよくわからない魚が少し生臭く、骨が多くて、あまりおいしくなかったです。このお店のナンバー1料理だったから頼んだが残念でした。


ここは魚が有名な火鍋屋さんで、雰囲気がすごく良いです。別の魚を頼んだら美味しかったかも。



・西月城谭豆花(春熙路店)

2024年必吃榜。10時という変な時間に行ったのですが、それでも並んでました。


人流がしっかりと考えられていて、流れがスムーズでした。料理もすぐに来ました。ただ、もう少し衛生環境は何とかしてほしいです。


頼んだのは
・冰萃豆花  8元
・甜水面  12元
・担担面  11元
・臊子蒸蛋  8元
合計 39元(約850円)


2人でこの金額なのでかなり安いです。一品当たりの量が少ないので、一人2,3品頼んだ方がいいです。


ほんのり甘い豆花
甜水面
担々麺
臭い茶碗蒸し


個人的に全部美味しかったのですが、「甜水麺」が特に美味しかったです。すごく太くてコシのあるうどんのような味わいです。「ほんのり甘い豆花」も甘さが後に残らず美味しいです。「臭い茶碗蒸し」は日本で食べる茶碗蒸しとほぼ変わりません。「担々麺」は正直普通でした。この料理だけ、おすすめ料理TOP10圏外だったのも納得です。

地元民にも観光客にも愛されるローカルな四川料理のお店です。何よりコスパがすごく良いです



・陈麻婆豆腐(旗舰店)

日本でも有名な陳さんの麻婆豆腐の旗艦店!もちろん必吃榜に選ばれてます。なお、大人気のようで、昼の1時半に行ったのに、23組待っていました。ただ、開店が早く、20分くらいで着座できました。


このお店は、「変面」という四川の伝統芸能のパフォーマンスもしており、真横で楽しむこともできます。


頼んだのは
・陈麻婆豆腐  22元
・宫保鸡丁  39元
・担担面  6元
・米饭  2元
・飲み物
合計 83元(約1800円)


陳さんの麻婆豆腐
鶏肉のカシューナッツ炒め
担々麺


麻婆豆腐はこの店の看板料理なのでみんな頼んでいました。もちろんおいしいです。日本で食べた物よりも辛味が強いです鶏肉のカシューナッツ炒めは中国ではポピュラーな料理なのですが、ここのお店はその中でもトップクラスに美味しかったです。甘さがちょうどよく、山椒がきいています。担々麺もクオリティが高いです。


ご飯がおいしくて、コスパもよく、その上パフォーマンスも楽しめる素晴らしいお店でした。





番外編

以上が成都市内のレストランの紹介です。最後に九塞溝付近で訪れたチベット料理のお店と豚肉問屋を紹介して、この記事を締めくくろうと思います。




・尼玛扎西藏餐

ここは九塞溝という観光地の中にあるチベット風火鍋屋である。店主もその奥さんもチベット族で美男美女でした。あと、すごく愛想がよかったです。


このようにチベットっぽい装飾で、雰囲気を味わえます。


まず、セットで
・藏族土火锅
タイムセールで75.2元を購入しました。

牛肉スープ

スープはやさしい味付けで、美味しいです。連日連夜辛い物を食べている胃腸にやさしいです。牛肉が固まりで入っている以外にも、冬瓜やジャガイモ、大根、トマトなど盛りだくさんでした。


それ以外にも
・烤饼
・羊肉串
・青稞酒
・青稞啤酒
合計 141.2元(約3000円)


ナン
ラム肉の串
ビール
青稞」というのはこの土地の言葉で大麦を指す。


般的に美味しかったです。チベット料理はそこまで癖がなく、食べやすい印象です。もしくは観光地化されているのかも??




・手作り卵チャーハン_卸売での乾燥豚肉を使用して

最後に、四川省で買った「腊肉(乾燥豚肉)」が非常に美味しかったので、その紹介をさせてもらいです。下記画像のお店は、陳麻婆豆腐のすぐ近くにあり、気になったので入ってみました。


すると、店内所狭しと豚肉が乾燥されています。


1キロ当たりの金額を忘れてしまいましたが、以下の分量で49.5元(約1100円)でした。


40分ほどゆでると、水分を吸って復活して食べれるようになります。なおそのまま食べると少し塩辛いが、癖になる味です。ビールと凄く合います。


この豚肉を使って、チャーハンを作ると、とても美味しいです。調理に少し手間がかかるが、是非とも試してほしいです。



それでは、本記事は以上となります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。


四川は辛い料理が多く、胃腸への負担が大きいですが、その分美味しいごはんが多く、僕みたいな辛いものに耐性のある人間には天国でした。また、料理もそこまで高くはありません。ぜひとも一度本場の四川料理を味わってください!!





以下の記事では、四川省の市内と近郊を旅行したことについて書いています。



また、以下の記事では、四川省の九塞溝と黄龍を旅行したことについて書いています。




以下のマガジンでは、中国各地を旅行した経験について執筆しています。




下記のマガジンでは今後も中国の料理を紹介していく予定です。



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