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【元看護師あーちゃん記】あなたにもできる!自殺予防週間でできること。


こんにちは。元看護師よっしーです。
いよいよ8月も今日1日限り。日中はまだまだ暑いですが、朝晩は過ごしやすくなってきましたね!少し早いですが今日は❝自殺予防週間❞についてお話しします。

私が精神科病院に在籍中、8月中旬になると厚生労働省より配布された【自殺予防週間】というポスターを張り出しておりました。【自殺予防週間】とは自殺対策基本法で9月10日の世界自殺予防デーにちなんで、9月10日から9月16日までの1週間を「自殺予防週間」と定めています。自殺について、誤解や偏見をなくし、正しい知識を普及啓発することや、命の大切さや自殺の危険を示すサイン、また危険に気づいたときの対応方法等についても理解を深めていただくことを目的としているようです。

自殺の背景・原因には、身体やこころの病気などの「健康問題」、多重債務などの「経済・生活問題」、いじめなどの「学校問題」、長時間労働などの「勤務問題」など様々な要因があります。自殺は、様々な要因が複雑に関係しており、その多くが追い込まれた末の死といえます。これらの問題は、決して特別なものではなく、誰にでも起こりうるものです。自殺は限られた人の問題ではなく、身近な問題でもあるのです。



JSCPは、IASP作成のポスター「Take Time to Reach Out」の日本語版、「互いに支え合う時間にしよう」には下記のように書かれています。
(IASP公認)



●少し立ち止まり、周囲の人(家族、友人、同僚あるいは見知らぬ人でも)にそっと手を差し伸べてみましょう。
●その小さな行動が、誰かの人生を支えることになるかもしれません。
●あなたが気にかけているとそっと伝えることで、その人に希望を与える手助けができます。
●どんなに小さな事であっても私たちは皆、手を差しのべ、そして話を聞くことができます。何をすべきか、必ずしも解決策を示す必要はないのです。
●誰かの苦痛や自殺念慮について、じっくりと耳を傾ける時間と場所を作るだけでも助けになります。
●世間話をするだけでも、誰かの命を守り、苦しんでいる人につながりと希望をもたらすことができるのです。


デリケートな問題なのでなかなか難しいとは思いますが・・・。大切な人の命を守るゲートキーパーになれるように私も普段から心掛けたいと思います。

9月10日から16日の1週間を、私たちの小さな行動が誰かの人生にもたらす可能性について思いを巡らせ、「いのちを守る一歩」のきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

今日は少し気分が悪くなった方もいらっしゃったかと思いますが最後までお読みいただきありがとうございました。










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