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【共通テスト化学2022】第1問 問3解説
西進塾数学・化学講師の三浦です。
今回は2022年1月15日・16日に実施された大学入学共通テストの化学 第1問 問3の考え方および解説を掲載します。個人的に最も解きにくいと感じたのですが、皆さんはいかがでしょうか。
考え方
問われているのが「Aの分圧」と「混合気体の密度」の関係なので、「密度」を含む状態方程式を考えます。
PM=dRT
ただし、Mは分子量、dは密度を表します。混合気体全体について上記の方程式を立てると、問題文に「全圧が一定値」とあるので、変化するのは分子量Mと密度dだけであることに気付くことができます。ここでの分子量Mは、混合気体全体の状態方程式を立てているので「平均分子量」を表します。
(平均分子量)=(Aのモル分率)×(Aの分子量)+(Bのモル分率)×(Bの分子量)
ここで、混合気体の「物質量比」は「分圧比」に等しいことを用いると「モル分率」は「Aの分圧」で表すことができます。ここまで気が付ければ解答までたどり着くことができたでしょう。
解説
西進塾
数学・化学講師
三浦侑己
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