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潜在意識と夢。

今日久しぶりに見た夢が脳裏に焼き付いている。

友人?恋人?知り合い?
とにかく自分にとって大切な人(女性)を撃ち殺す夢だった。

普段は夢を見てもなんとも思わない。
しかし今回は違った。
目覚めてから、「あそこで撃ち殺す以外本当に手は無かったのか?」と考えていたほどだ。


どんな夢だったか。

登場人物は僕とひとりの女性(ここではAとしておく)。
この世界では、人が何かしらの生物に変身できる能力を持っている。
(何故だか僕にはその能力がない。)
テラフォーマーズを想像してくれるとわかりやすいかも。
そして僕とAは警察的な職業でツーマンセルで行動していた。

(うる覚えなので場面が飛ぶけど許してください。)

場面は僕らが容疑者であるひとりの女性(ここではBとしておく。)を追っていて、AがBを殺そうとしているところから始まった。

AはBになんらかの因縁を持っていた。しかしBを生きたまま捕まえたかった僕。

「今Bを殺したらお前もBと同じになるぞ。」

必死に説得した。

それでも頭に血が昇り殺意の衝動に駆られていたであろうAは能力で変身し今にもBに襲い掛かろうとしていた。

僕は拳銃をAに向け、「やめろ。じゃなければ撃つ。」

拳銃を持つ手が震えていた。引き金を引けば確実に長年連れ添った仲間が死ぬのだ。



引き金を引いた。


Aは僕を哀愁の眼で見つめながら、崩れるように倒れた。


気がつくとしとしとと雨が降っていて、Aを抱えていた。
もう何も答えてくれない。

ここで目が覚めた。


この悪夢の意味をずっと考えていた。


大切な存在が消える。
他者の運命を決める。
二度と戻れない決断をする。とか。


今の自分が抱えているけど気づかない潜在的な問題を突きつけられている気分がした。


大切な存在というのはきっと人に留まらないと思う。
人それぞれが持っている大切なものを意味するとおもう。

例えば、僕のアイデンティティである楽観主義。僕が求める自由な環境。

普段当然と思っていること。
自らが最も羽ばたける環境。
大切だと思っていること。

これらを取り上げられたり、制限されるような場面に立たされた時。
僕はどうするのだろうか。


他者の運命を決める。

なんて大それたこと一般人ができるわけない。

と、一人で勝手に思い込んでいる人。
周りの社会に少し絶望して現実見てるぜ風の大人に言われてる人。

驚くことなかれ。

誰もが他者の運命を決めている。

単に自覚がないだけだ。

他者の運命を決める=スティーブジョブスがiPhone 作ったレベル

みたいに勝手にハードルを上げて考えている人が多いとはいえないが一定数いると思う。

昨日の飲み会に「ノリわりーなーお前も来いよ〜」とか言っている君が。

誘った子が飲み会に行かないで過ごすべきだった時間に出会った一冊の本で人生が変わることだってある。

大きな変化には一定期間かかる。でもそのきっかけは一瞬だ。


二度と戻れない決断をする。

今の自分に最も近しいことだと転職とか?(まだしません。)

「夜だし太るけどスーパーカップ食べよう」から、
「明日辞表出して海外で暮らすんだ」まで。

普段人って意識的にも無意識にも数えきれないほどの判断を下してる。

その中にたまーーーーーに後戻りできない決断、
いわゆるジョーカー的な決断がある。

決断がジョーカー的なものか否かを見分ける事って大事。

分からずにジョーカー的決断を下した時、
後になって決断の責任に押し潰される。

きっとたくさん経験して失敗する事でしか見分ける才は付かないんだろうな。


夢でこんなに書くとは思わなかった。

でもこんなにも脳裏に焼き付く夢は初めてだったから。
「印象に残る夢」でググった。

「心理学の世界では、睡眠中は自覚的な意識は消えて、潜在意識が活発に活動している。

だから睡眠中は潜在意識からのメッセージを受け取りやすい。

よってこの夢は自分の潜在意識からのメッセージである。」


あなたの脳裏に焼き付く夢は何ですか?

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