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7月23日の未来をつくるサロン;ポストコロナの経営 鉄道 第1回:未来シナリオ活用のポイントと共感・意味・未来のバランス〜『戦略の創造学』

今日のサロンは、三菱総研さんの「ポストコロナの経営 鉄道 第1回:未来シナリオ活用のポイント」を中心として議論をしています。

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このようにまとめられています。

引用はじめ

まず、未来シナリオとは、
(1)外部環境変化を整理し「トレンド」と「変化の兆し」を洗い出す
(2)「変化の兆し」に基づき、「自社の事業に大きな影響を及ぼす社会環境要因(ドライビングフォース)」を構築する
(3)「ドライビングフォース」に基づき未来のシナリオを策定する
の3つのステップに分けることができる。

さらに、描いた未来シナリオを基に、自社の事業戦略への影響インパクトを評価し、戦略の見直しや新たな施策の検討を進めることになる。

引用終わり

その活用としては↑の表が示されています。なるほどという感じと目線としては提供側の論理と社会的背景の変化にウェイトが強いように感じております。

そこで、重要になるのはサービスへの受ける方々への共感をどのように作るのかという点です。そこで、参考になる本は、『戦略の創造学』です。

アマゾンなどでは、こんな風に書かれています。


筆者をデザイン思考に向かわせたのは、ドラッカースクールの講義での学生からの質問です。
「新しい事業機会は、どうやって見つけるのですか?」
講義で、イノベーションは大事だからイノベーションを起こしなさいとあなたはいつもいうけど、じゃあ実際、一体どうすればよいのですか、という本質とこちらの痛いところをついた質問です。「新しいアイデアを創出する現場」から直感的に学習しなければならないと思うようになりました。
そうした思いを抱えるようになって、ロサンゼルスのダウンタウンから20キロぐらい離れたパサデンという町にあるアートセンター・カレッジ・オブ・デザインを訪れ、「デザイン思考」に出会うことになりました。
デザイン思考、ピーター・ドラッカーのマネジメント、そして競争戦略。
この3つは、時と分野を隔てて構築されたものですが、そのそれぞれの本質を紡ぐと、糸になり、その糸を織ると普遍的な戦略モデルのキャンバスとなるのです。そして、3つの思考を組み合わせたキャンバスの上に、新しい世界観と意味を創り、それに基づいた目的とビジョンを達成するための戦略を構築していきます。

そして、イノベーティブな戦略の創造法として、以下を示しています。
なぜ、新しいモデルが必要なのか
ビジネスの目的・使命・ビジョン
顧客にとって新しい「意味」を創る
新しい意味を創る「予備的分析」
共感を生むためのツール「デザイン思考」
新しい戦略モデルを構築する
どのように・どこで目的を達成するのか
共感と未来のマネジメント

やはり、デザイン思考、ピーター・ドラッカーのマネジメント、そして競争戦略、つまり、共感と意味と未来という三つの要素のバランスを議論しています。

意味と共感のところでは、カスタマージャーニー、ペルソナ、共感マップなどの標準的なツールを示しています。やはり、そこかという思いと自分が使っているほぼ全部のツールなどちょっとだけ安心しました。みなさまも是非。

カスタマージャーニーは↓

ペルソナ・共感マップについては↓

などが参考になるかと。

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