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【育休もいいけど、父ちゃんこれやって!⑥】子どもの体調不良時の対応

子育て中、避けては通れない最難関課題、子どもの体調不良。さっきまで元気に飛び跳ねてたと思ったら、急にベタベタ、ゴロゴロ、ぐったり…急な不機嫌、発熱、嘔吐、咳、鼻水、食欲は出ず、親は対応にオロオロしたり、仕事も心配をしたり…最近は、「子持ち様」なんていう言葉も聞こえてきて、さらに肩身の狭さを感じることもありますね。
子どもの体調不良は仕方ないけれど、どちらかの親に負担が偏り、親どうしがイライラし合うのは残念。緊急事態だからこそ連携を図って、看病疲れで共倒れにならないようにしたいですね。

今回は、そんな時のために備えておきたいポイント、調べておきたい制度やサービスについてご紹介します。お住まいの地域によって利用できるものも違うと思いますが、目次を読んで、「何それ?」と思ったら、是非参考にして下さい。


1.子どもの健康保険証、医療証、母子手帳の保管場所が分かる

 お子さんの受診の際に必要となる健康保険証、医療証、母子手帳。どこに保管されているか、答えられますか?子どもの場合、お住まいの地域により利用できる年齢は異なりますが、健康保険+医療証の利用で実質ほぼ無料で受診できます。しかし、そのためには、健康保険証と医療証の提示が必須になります。
 また、問診時には、予防接種の履歴や最近の体重などを聞かれるので、把握してない場合は、母子手帳を持参して、参考にするとよいです。
 Ocho家は、これらは基本的にいつも同じ場所で、子ども全員分をまとめて保管し、必要な時には誰でもすぐに取り出せるようにしています。それでも連れ合いから「どこにある?」「準備しといて」と言われることもあり、正直イラッとして、溜息が出てしまいます。

2.かかりつけの小児科医院の受診方法が分かる

予約が必要かどうか、インターネットで予約できるか、診察券はデジタルか、発熱時には電話連絡が必要か、車内で待つのか、感染者用の部屋で待つのか、駐車場はあるか、など受診する施設によって、予約や受診の方法が少しずつ違います。
連れ合いには、「受診する?どこ?予約しといて」とか「どうやって受診するの?」と繰り返し聞かれるのが、本当に苦痛です。予約から問診票の記入、受診、精算、薬の受け取りまで全ての行程を自分一人でできるようにしておいてほしいもんです。
大前提ですが、子どもの生年月日、出生体重や出生時の異常の有無、直近の体重(薬の量を決めるのに必要)、アレルギーの有無とアレルゲン、保育園で流行っている病気などの基本的な情報は頭に入れおきましょう。また、お薬が処方される場合で、保育園通園中の時は、保育園で飲ませてもらうことが難しいので、できれば朝、夕1日2回など自宅で服用できるスケジュールに調整してもらうといいでしょう。

3.#8000 または最寄りの夜間休日小児救急の受診の仕方が分かる

かかりつけ医の休診日や夜間などで受診できない時、夜中に子どもの状態が急に悪くなった時など、受診に迷う時の心強い味方が#8000。地域によって利用できる時間が異なりますが、看護師などの専門家が受診のタイミングや自宅での療養の方法などのアドバイスをくれるので、どうしたらいいのか迷う時は利用してみてください。
また夜間休日の小児救急も受診方法が施設によって異なるので、事前に調べてもおくと、いざという時安心です。子どもの体調不良時は、子どもの訴えが曖昧だったり、急激に悪くなったりで、親も心配で心が折れそうになりますよね。親どうしで協力し合えるよう必要なじょうほうは共有しておきましょう。

4.往診サービスの利用方法が分かる

コロナ禍で広がった往診のサービス。どこでも利用できる訳ではないかも知れませんが、スマホひとつで夜間休日に自宅まで医師が来てくれるので、子どもを連れて受診する負担は少なくてすむかもしれません。必要時には119や近隣の医療機関と連携して対応してもらえるので安心です。キャッシュレス決済にも対応しているので、現金の持ち合わせがなくても受診できます。利用できる地域の方は、一つの選択肢として考えてみてください。

5.病児、病後児保育の利用方法が分かる

症状が出ている時や症状は治ったけど、まだ本調子ではない時期に看護師などの専門家が保育をしてくれる病児、病後児保育。筆者もどうしても仕事を休めない時に利用して、乗り越えてきました。
事前に登録し、当日は利用可能か確認の連絡を入れてから医療機関を受診し、保育が可能の診断を受けて、預かってもらうことができるので、結構な手間がかかりましたが、それでも欠勤にならずにすみました。
それぞれの施設で利用条件は異なると思うので、お近くの施設を調べて、事前登録を済ませておくと便利です。
病気の子どもを預けてまで働かなければいけない辛さもありますが、お守り代わりに準備しておくことをオススメします。

今回は、子どもの体調不良にスムーズに対応するための準備についてのご紹介でした。いざという時にできるだけ落ち着いて行動できるように、参考にしていただければ嬉しいです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。皆さんのご経験や感想などコメントいただけると嬉しいです。
では、また



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