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多忙な日々をなんとかOnsen*アプリで整えた10月

 先日、歌の発表会が終わった。
 私はかれこれ14年ほど歌を習っていて、数えていないがたぶん7回ぐらいは発表会に出ている。いちおう場数をこなしていると、徐々に慣れてくるところはあるのだけれど、やはり毎度そわそわするのは変わらない。

 今年は歌の発表会1週間前の時点で暗譜が終わっていなかったりしたので、いつもに増してそわそわした。
 それに加えて、ノリで追加した発表会用の特殊タスクがあり、それが終わらないと暗譜に集中できず、また昼間は引き続き働いてもいるので、10月はひたすらそわそわして駆け抜けた。

 やっと……終わった……!!!

 締切つきのタスクが複数ある状態、本当にしんどい。
 前々職時代に10年以上、小説を公募に出したくてほとんど出せなかった理由がよくわかる。私はプレッシャーに弱い。プレッシャーのある状態だと頭が動かなくなるのだ。芸術どころではない、日本語にすらなっているかどうかあやしい小説になってしまう。

 とはいえ、そんな不毛そうな経験でも、積んだら積んだで、自分なりに調整してやっていく方策もみつかってくるものだ。
 そのおかげか、今回タスクに追われるあいだ、体は全力で休息を求めていたものの、なんとか頭が動いている状態でおおむねやり抜くことができた(一部、人に助けも求めつつ……)。
 歌の発表自体の出来映えも上々。

 今回、多忙を乗り越えられた功労者は、最近出会ったOnsen*アプリだった(やっと本題)。

 Onsen*アプリとは、お風呂の入り方を教えてくれるアプリで、健康オタクなら誰もが知る(たぶん)入浴研究の早坂信哉先生が、アプリ内コンテンツを監修している。

 私のOnsen*アプリの使い方は簡単。

  1. 入浴レシピ「すっと眠りにつく」を開始。

  2. アプリ付属のリラクゼーションサウンド(無料)を聞きながら風呂に入る(体を洗う時間は含めたり分けたり適当)。

  3. アプリが15分間のタイマーをかけてくれるので、アプリに入浴終了と言われたら出る。

  4. スマホを見ないで寝る(入浴後、就寝までの時間もタイマーがかかるのでそれを見てもいいが、入浴後はスマホを見たくないのでとにかく約1時間後を目安に寝る)。

Onsen*アプリの画面

 これを習慣にすることで、多忙な中でも睡眠の質をキープし、おおむね体は疲れていても頭はちゃんと動く状態を保つことができたと思う。……いや、最後のほうはもうだいぶ疲弊してましたけどね……まぁひとつの手立ての紹介ということで。

 ポイントは、

・適温の風呂でそれなりにゆっくりと入浴して
・就寝1時間前には出るようにする(深部体温を一度上げて、下げる的なやつ)
・スマホ見ない

 の3つ。

 15分の入浴時間は意外と長い。このアプリと出会ったときはまだそんなに気温が低くなかったので、タイマーを測っていなければ7、8分で湯船を出ていたと思う。たぶん、これだと芯まであたたまっていないんだろうな(最近は寒くなって、入浴時間が自然と伸びてきたが)。

「就寝1時間前に風呂を出る」については、以前よくやっていたのが「就寝したい時間の直前まで何かしていて、ギリギリになってあわてて風呂に入って寝ようとするも、頭が覚醒していてとても寝る気になれない」。こうなると、目標時間より30分〜1時間は就寝が遅くなり、結果、睡眠不足になる。自分は宵っ張りだから早く寝られないのかなぁ……などと思ったものだが。
 それが、ちゃんと就寝まで1時間以上とるようにすると、ちゃんと眠気に襲われる。風呂と就寝までに1時間のベンチタイムを確保することも含めて就寝なんだな、と経験で理解した。
 ベンチタイムを確保できなきゃ寝られないだけなので、なんというか、生理的な仕組みというものは情け容赦ない。ギリギリまで活動してささっと寝たいんですけど! という人間側の感情にはまったく忖度してくれない。生理に従って実践するほかない。
 まぁ、気絶するように寝る、という手をとれば、ベンチタイムは不要ではあるのだが、たぶんそれだともう疲れて昼間のパフォーマンスも落ちていると思われる。

 スマホ。知られているとおり、スマホの光をみつめることで体内時計を狂わせる睡眠の大敵だ。
 これは強い意思をもって見ないようにしたい……のだが、どうもダメなときがある。特に忙しくなってきて疲労し、やりたいことに手が回らなくなったりすると、フラストレーションがたまって、スマホで漫画を読みまくったりする。あとは私の経験だと、ブラック企業を辞めた直後に虚無顔で長時間スマホを見つづけたりしていた。
 要は、ストレスがたまると、やたらスマホを開いてしまう。こういうときは就寝前スマホは不可避といっていい。
 今回の忙しい期間では、睡眠と翌日の仕事への影響を考え、平日は可能な限り入浴後にスマホを見ないようにし、休前日などはちょっとゆるめたりした。

 もちろん、これらの要件を守るだけなら、タイマーさえあればできる。
 個人的にOnsen*アプリを気に入っているポイントは、アプリ内蔵のリラクゼーションサウンドだ。これがかなりいい。癒される。しかも、無料利用の範囲でも種類が豊富で、日替わりでサウンドを変えて楽しめる。

 初めてOnsen*を導入した日、リラクゼーションサウンドつきの風呂がもたらす癒し効果に驚き、すぐさま継続を決意した。

Onsen*アプリの画面

 おかげさまで、多忙な時期を乗り切り、ひと安心して腑抜けている今日このごろ。
 Onsen*アプリとの出会いに感謝しつつ、おすすめする次第である。

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