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曼珠沙華 ひがんばな 歌詞の意味

GONSHAN GONSHAN 何処へゆく 赤い御墓の 曼珠沙華
の詩に出て来る
「GONSHAN」という言葉は
白秋の故郷である福岡県柳川あたりの方言で
良家のお嬢さんという意味とともに
天上の花であるところの彼岸花
という意味もあるそうです。
これは北原白秋が26歳の時明治44年(1911年)に発表した抒情小曲集
「思ひ出」に収録されているものです。

この曲を知ったのは、治療院の先生が歌って下さったからです。
魂が揺さぶられるような曲でした。

歌詞(現代語表記)
GONSHAN(ごんしゃん) GONSHAN 何処へゆく
赤い御墓の 曼珠沙華(ひがんばな) 曼珠沙華
今日も手折りに 来たわいな
GONSHAN GONSHAN 何本か
地には七本 血のように 血のように
ちょうどあの児の 年の数
GONSHAN GONSHAN 気をつけな
ひとつ摘んでも 日は真昼 日は真昼
ひとつあとから またひらく
GONSHAN GONSHAN 何故(なし)泣くろ
何時まで取っても 曼珠沙華 曼珠沙華
恐(こわ)や 赤しや まだ七つ

真っ赤に咲くヒガンバナを見ながら、
この曲を思い出しました。

その歌詞にはいろいろなとらえ方があるようです。


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