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こちらは昔からある癒やしと社交場がどんどんなくなっていく

おすすめに出てきた神戸市公式noteの記事。懐かしいなーと思った。
小さい頃よく入りに行った銭湯が浅い部分と深い部分のある浴槽あったわー
場所によっては浅い部分と深い部分の境目に鉄パイプの柵が取り付けられている銭湯もあった。黄色いケロリンの桶は必ずどこの銭湯にもあって風呂上がり飲む瓶のフルーツ牛乳とかはめちゃくちゃ美味しかった記憶がある。
神戸にある銭湯はその懐かしさそのままで今も現役。とても良い事だ。
 もし神戸に行く機会のある人はこの銭湯にも是非足を運んで見てほしい。

しかし釧路の場合は残念ながら銭湯は減少傾向にある。今年も長く営業を続けてきた銭湯が閉店してしまった。某感染症の影響で客足が減ったのと燃料費の高騰が主な原因らしい。
 昔母がよくそこの銭湯に行ってた。
サウナがあり常連のおばさん軍団がよくサウナを占領していた。ある日その常連軍団の姿がぴたりと来なくなったので不思議に思ったら、サウナを占領する常連軍団の派閥内でいざこざが起こり銭湯への出入り禁止を言い渡されたと。いざこざの際に桶等を投げ他の客の迷惑になるからと、嘘か本当かわからない理由が出禁の原因らしいが。

 通勤にはバスに乗るがバスの通るルートに私が小学生の時よく母に連れて行ってもらった元銭湯のあった横を通過する。
数年前までは普通に銭湯はやっていた。銭湯前の駐車場に移動式の野菜販売が来て野菜を買う人も居た。
それがある日銭湯がやってる気配もなく、野菜の移動販売も見なくなった。銭湯廃業しちゃったのかなと寂しい気持ちになった。
 それが3年前位の事、バスに乗っているとその銭湯に入っていく工事関係者の人が居た。中から置いてあった物を外に出したりしていた。それから数日後銭湯の解体工事に入り、銭湯のあった場所は更地になった。その後はマンションが建った。銭湯があった場所なのか?と思う程変わってしまった。

 そんな話を当時通っていたBarのマスターに話したら何故か目を輝かせながら『○○湯?』と私に聞いてきた。『うん、そうだよ。間違いないよ』と話すとマスターがこんな話をしてきた。

 Barのマスターをする前に遡る。
その当時自家用車で釧路の繁華街まで来たが車を停める場所がなかった。そこで目についたのが先程の銭湯前の駐車場。当然無断駐車になるので駄目なのだがバレないだろうと堂々と停めてしまった。
 明け方用事が済んで自分の車に行ったら…
なんと!運転席側のフロントガラス一面にマヨネーズが塗られてた。当然犯人は銭湯のオーナーと思われるが無断駐車したんだからそうなって当たり前。最初びっくりしたが、車にティッシュペーパーがあるからそれで拭き取れば大丈夫と思ったらしい。しかし!
車にあったティッシュペーパーは1、2枚引っ張ったら空箱に。
夜更けに泣く泣く?洗車場に行ってマヨネーズだらけのフロントガラスを綺麗にしたそうな。
それで無断駐車を辞めれば良いのに次は何をフロントガラスに塗りつけてくるのか反応見たさにまた銭湯の駐車場に無断駐車をする。
次は…
ケチャップを運転席側のフロントガラスに塗られたらしい。また洗車場行きになったがそのBarのマスターは『こんな事しても懲りないって。俺が銭湯のオーナーならこんな生易しい事しない。ガムテープとか取るのが面倒くさいものたくさん貼り付けてやるよ』と全く反省?していない顔で過去の話を武勇伝の様に話していた。
アホみたいな話だが実話だ。

話がかなり逸れてしまったが癒やしと社交場である銭湯がどんどん消えていくのは寂しい限り。
 今残っている銭湯はこのまま癒やしと社交場として長く続いてほしいものだ。

 トップの写真は米町にあった銭湯跡地。今は別な建物が建っている。

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