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『4クール。103日目』

そして『腹下り』はつづく。
タンニンを取るべく葡萄を食べた。また、オリゴ糖を取るべくプレーンヨーグルトにオリゴ糖をかけた。下痢止めも、5時間おきくらいに飲んでいる。
腹と腰にホッカイロを貼った。強ミヤリサン錠をポリポリ食べた。ぬか漬けも食べた。尻は猛烈にひりひりしている。

夜中にトイレに10回以上は籠った。マッハで便意がくる。いつ漏らしてもおかしくない状況だ。危うい瞬間もあった。そんなときには直立不動の姿勢を取る。すると、便意が引くときがある。便意が戸惑っているのが手にとるように解る。いや、尻とるように解る。
『妖怪じゃーじゃー』が私の腹に憑りついたように離れない。
私の手札はもうない。我慢強く尻を締めるだけだ。昼寝をして起きたら改善していたらいいな。

当然起きても改善はしていない。私はもう、座れない。立っているか、寝ているかだ。1日20回以上の排便はつらい。水道料金も爆上がりだ。尻の痛みは限界といっていい。私ほどの『腹下りマイスター』の手練手管でも太刀打ちできない。あと、3日でわずかな成果でもあげたい。この状態のまま5クールには入れない。いよいよ減薬の決断をするときなのか。私は減薬を断っておきながら、減薬をするのか。無様だ。

決定打がない。最強の善玉菌とはなんなのか。善玉菌グランプリはないのか。私にはないないない、なにもないのだ。スーパーの陳列棚のヨーグルトを片っ端から食べるしかないのか。若しくは3日間の『ファスティングフェス』だ。



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