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『一時停止解除』

久しぶりに小説の続きを書いた。
2023年の12月半ば以来の珍事だ。いつまでも、キャラクターたちを『一時停止』状態にしていては申し訳ない。それだけの期間、書かなかったのは、単に寒かったからだ。灯油の移動が面倒だったと、以前に書いた。ほんとにそれだけの理由で小説を中断していた。だらしないったらない。やっと、『一時停止解除』することが出来た。

休薬期間だと言うのに、鼻血は止まらない。前回の点滴後には止まった。きっと点滴の中に白血球を元気にする栄養素が入っていたのだろう。『がんかわいがり』の点滴と言っても、1種類の点滴を打つ訳ではない。いくつかの点滴を定められた順番どおりに入れてゆくのだ。急に休薬期間に入ったことで、鼻血の止まりが鈍い。たら~と垂れるわけではない。鼻をかむと赤く滲む程度のことだけれど。

しかし、それは、私の『ピンセット鼻毛全抜き』問題に関わる大事なことになるのだ。私は常日頃から『つるぴか鼻孔』でありたいと思っている。一寸の鼻毛も許したくない。革ジャンで寝たり、なんなんだこの中年男は。と、お思いだろう。大丈夫だ。だから結局独身なのだから。世の女性陣は見る目がある。私に誰も騙されてくれなかった。偉いぞ。で、花地。おお、鼻血と打とうとしたら素敵な語が出てきたではないか。『花が咲く地』という意味でいいのだろうか。更に偉いぞ。

で、鼻血が完全に止まらないと、私の『ピンセット鼻毛全抜き』ができないのだ。細菌の侵入の恐れがある。くしゃみと戦いながら、週一くらいで抜いていた行為ができない。
「風邪ひいたのか、葛根湯飲むか?」と、両親に毎回誤解されながら続けて来たのだ。腹の調子はもどりつつある。あとは鼻毛だ。鼻毛さえ『全抜き』できれば、湯治ツーリングにゆけるのだ。鼻血よ、『一時停止』してくれ。

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