女性であることを肯定する
先日ニュースで取り上げていました。
この事実を知っていた人はどれだけ居るか。
女性器切除(FGM)
日本に住む私たちには、ありえない。
でも日本の裏側の国では、あたりまえの風習。
切除の内容を見るだけでも、痛々しく残酷。
約2憶人の女性が割礼されているそう…
なぜそんなことが…?
女性器割礼は「神に捧げる犠牲」としてはじまった。
つまり当初それは人間同士ではなく、人間と神の関係と関わりのあるもので、聖なる血、存在そのもの、そして子宝に関連した「自己防衛」の行為。
女性器切除は決して特殊な行為ではなく、
犠牲を伴うさまざまな儀式のひとつ。
そして性欲の抑制や、処女性や貞節を守るためという動機は、二次的なもので、かつ最近付け加えられたもの。
5歳の誕生日を迎える前に、割礼を受けるという・・・
切除した後は、痛みだけでなく精神的なダメージを受ける。
現在、人権活動家として活躍している
ワリス・ディリーをご存知ですか?
ソマリア出身で彼女も5歳のときに割礼を受けたそう。
そんな彼女に自伝映画。
実在するスーパーモデル、ワリス・ディリーの自伝的作品。ソマリアの遊牧民であるワリスは13歳の時に、ラクダ5頭と引き換えに60代の男性と結婚させられそうになる。逃げ出した彼女は親戚を頼り渡英するものの、ホームレスとして生活していた。TOPSHOPで出会ったマリリンや周囲の助けを得ながら、トップモデルへと駆け上がるが、幼い頃に受けた性器切除の過去が彼女にのしかかる。
極貧生活からトップモデルに成り上がる、サクセスストーリーかと思いきや自分の奥底にある闇。
それは、あたりまえである風習じゃないことに気付く。
ワリスはこの後FGM廃絶のために特別大使に認定。
その願いがついに…
刑事法改正によって禁固刑と罰金なので法律でけでは不十分。
廃絶までの道のりは遠いかもしれないが、これは大きな一歩。
一人の女性としてこの事実は目を背けたくない
女性の大事なところを失い、
身体の痛みだけでなく、心の痛みを一生背負わなければいけない。
私だったら女性としての自信もなくなると思う。
でも女性であることを否定しないでほしい。
外見がどんなでもあろうと。
産める産めない身体でも。
女性であることに変わりない。
女性として産まれたことに、誇りを持って。
世の中の人に最大限の魅力を振り舞って。
それはトランスジェンダー、LGBTも同じ。
それが個性
あなたは、あなたしかいない。
あなたは充分、美しい。
その存在価値に気付くこと
砂漠に咲く花のように
周りがどんな状況でも、あなたの魅力を咲かせること。
そして強く、たくましく生きること。
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