私が若者にマレーシアでもシンガポールでもなくインドネシア(ジャカルタ)訪問を勧める理由。
この記事がバズってました。
概ね同意なんですが、私の場合こんな指摘を表裏でちらほら頂きました。
「どうしてインドネシアなんですか?あなた、シンガポールに住んでたし、マレーシアに住んでるのに。どうしてシンガポールやマレーシアじゃないですか」
確かにそうだ。なので今回は「私が若者にマレーシアでもシンガポールでもなくインドネシア(ジャカルタ)訪問を勧める理由」を書いてみたいと思います。ちなみにマリラは?バンコクは?ホーチミンは?などいろいろご意見あると思いますが自分が居住または複数回行った都市と比較して、好感を感じることが多かったので私はジャカルタ押しです。
まず、ここで前提を定義します。
インドネシアというか私の場合は「ジャカルタ押し」。(アートや遺跡が好きならジョグジャカルタもいいけど)
ここで私が言うインドネシアは「ジャカルタ」です。インドネシアって実はめっちゃ広い。ジョクジャカルタとジャカルタも、実はこんなに遠い。名前が似てるから近いと思ったらそんなことない。上戸彩と杉本彩くらい違う。なので地域を限定します。私がお勧めするのは今回は「ジャカルタ」です。
では、オススメする理由を列挙してみたいと思います。あくまでも私の主観です。
私は東南アジアに転居してから4回ジャカルタを訪れていますが本当に行くたびにカイゼンが行われています。これが高度経済成長だと思うんです。。。
1:尋ねる目的は留学でも仕事探しでも移住でもなく、高度成長を実感してもらうこと
ここで「でもインドネシアって治安が」というご意見もあると思います。もちろんです。ローカルの新聞を確認すると大学生のデモや都市部での衝突は正直少なくないです。そこは十分確認が必要だと思います。
今回私が「若者が行ったほうがいい」と推薦する理由は留学でも、ビジネスでもありません。「高度成長を実感できる」からです。かつて日本にもガンガンの高度成長期がありました。「明日も絶対今日よりいい日」と眠る日々があったんです。今の若い人に話すと想像できないって答えが返ってきます。無理もないです。この30年、日本は国民が経済的に上昇を実感できるような環境になかったと思います。だからこそ「明日も絶対今日よりいい日!」と自信満々な空気に満ち溢れている国に行って「こんな空気があるんだ!」って知るべきだと思うんです。この前向きなエネルギーは個々に確実に好影響を与えています。え、こんな風に自信もっていいんだっていう空気に驚くと思います。この「超自信満々イケイケどんどんマインド」は成熟が完成に近いシンガポールでは感じられないんです私には。
留学でも仕事でもないのなら、短期間でイケイケを感じられる方がいい。なので私は若者にジャカルタ訪問を勧めています。
マレーシア(クアラルンプール)はまだ成熟の過程と感じます。ただ隣にシンガポール先輩がいるせいか、イケイケどんどん感がジャカルタほど感じないのです。私は。国民性とかもあるのかな。。。
2:イベント開催地として世界的に注目、その割にはコストがかからない。
先日嵐がアジアツアーを開催していました。
このようなイベント開催の時、シンガポールと同程度の割合でピックアップされるのがジャカルタです。(クアラルンプールはシンガポールにいらっしゃいなのかな。あまり選ばれませんね😭)。そしてシンガポールを狙うより明らかにコストがかからないです。その選ばれる理由をイベントと一緒に体感するのはすごくお勧めです。かつて、東京も世界展開では必ず選ばれる時代がありました。それが確実に変化してきています。
東京が選ばれなくなったのは悲しいことだけど、これは若者のせいではない。若者なら自分から「選ばれる場所」を観に行こうではありませんか。
3:カイゼンをガンガン体験できる、しかも物価もまだ安い
若者に訪問を勧めるのなら、物価も日本に比べれば比較的安価であることも重要です。そして変化を体感してほしい。4回訪れていますが、例えばタクシーの環境改善とかすごいです。今できることで何ができるか、それをちゃんと考えてる。
シンガポールは確かに成熟したカイゼンが常に行われてる国であるとは思いますが、もう完成されちゃった感があるのと、物価が高いのよ。。シンガポール世帯年収、高いからね。。
いってらっしゃいと若者に気軽に言えない。。
マレーシア(クアラルンプール)はタクシーに限って言えば「もっと頑張れよ!!!」ですね。はい。
4:日本みたいに安全ではないから十分注意して行動を
ほら、なんかジャカルタ行きたくなってきたでしょ?ここでぜひお願いしたいのは「よしじゃあいってみっか」と思ったら「自分で買える範囲の安全は必ず買ってください」です。緊張感のない徒歩移動、貴重品を見せつけながら歩く移動などは簡単にターゲットになります。物価が安いということは、それだけ所得が低い。そして所得の低い層はあらゆる手段で単発的に金銭を得たいと思う人がいることも確かなんです。移動、持ち物の管理には十分の注意を。そして何かあった時すぐ連絡が取れるように通信環境の確保を、怪我や病気に備えて保険の確認を必ず行ってください。SIMカードも安価で買えます。
クレジットカードの保険なら安価で対策を整えることができます。安全の確保だからといって大枚を叩かなくてもいいのです。自分のできる範囲で対策を整える。整えられた環境はその人に自信を与えます。地に足のついた人は強盗は狙わないものです。だって成功率が高い人を狙うもの。
ちなみにジャカルタには素晴らしい美術館があります。この美術館はぜひジャカルタに行ったら訪れてほしい美術館です。
以上、私が若者にマレーシアでもシンガポールでもなくインドネシア(ジャカルタ)訪問を勧める理由でした。