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「New Normal」と「新しい生活様式」は違う。


私たちはパラレルワールドの時代に生きている。


やっと子供の学校が再開した。新しい朝がきた。

新しい朝といえばこれだよね。ちなみにうちの息子さんは8歳で日本を離れてしまったので「夏休みのラジオ体操参加」をやっていないような気がする。でも漫画では知っていた。去年なら実施してたのだろうか。ラジオ体操。


マレーシアで活動制限が始まったのが3月。本当に長かった。。(夏休みも含まれていたのでね)。一番しんどい時の記録を読み返すと、よお頑張ったなあと思う。



ガッツリ閉じ込められてたのは6月で終了。でも他の制限は色々あったし子供の学校はずっとオンラインだったので全然日常じゃなかった。そして漏れ聞こえてくる色々な話や状況を考えて「今年の夏はとにかく動いてはあかん」と思い一切旅行にも行かなかった。オンラインのキャンプなどは息子さんに参加してもらったけどその他はただひたすら地元でワークアウトしてた。


そして学校が始まった。うちは高校課程になったのでほぼ自分でやれる、それでも親の心は乱れる。いやあしんどいよね。マジで。とりあえず学校に無事に行って無事に帰ってきてくれ。学校が再開した今週はそれが出来ればまずいいから、って思っている。



こうやって「New Normal」が作られていき、これが当たり前だと思わされる。きっとこの状況にもすぐ慣れるだろう。うちはほぼ選択科目になったので影響は低い。でもインターならではのドラマクラスとか放課後の運動クラブとか、スーパーゆるゆるの運動会や水泳大会も、ダラダラしてるけど参加してる側からするとそれなりに楽しいビルドキャンプも今年は開催されない。なんだこりゃって思う雑念とすげえ!って感じる感動が交互にやってくるクラシックコンサートも各文化を反映した発表会の開催も今年は難しいだろう。


こういう理由だから開催できないっていうのも分かる。私だってアホじゃない。教えてくれれば分かる。動いちゃダメなんでしょ。旅行しちゃダメなんでしょ。解ったよ。家にいるよ。群れないよ。


しかし。


なんで俺たちはダメでお前はOKなのか的な案件があると気持ちがとても乱れる。


外相はこの前にシンガポールに行って、そのまま隔離もなくマレーシアに行ってる。しかも外交日程を確認すると8月5日から9日まで英国を訪問して8月12日から15日までシンガポールとマレーシア。そして20日から25日までパプアニューギニア、カンボジア、ラオス、ミャンマー訪問。


ちなみに隔離は免除だそうで。え、免除ってできるの???


だったら同じような環境が作れる人は隔離を免除してもらえないかって思うのは人として当然の感情。でもどうもそうじゃないらしい。


これをダブスタやん!と憤ってしまうのは私が大人げないのだろうか。


「新しい生活様式」は私が今体験してる「New Normal」とは明らか違うっぽい。ただアジアの「New Normal」とヨーロッパの「New Normal」も明らかに違う。友人たちが続々と欧州へ向かうVISAを獲得している。新型肺炎とどのように向き合うかは本当に国によって、違う。


そう、自分が生息する世界以外のアナザーワールドの存在を見せつけられたのが2020年だと言える。今は、ダブスタだ!って憤慨するより多くの世界を横断できるような手段を身につけることに集中すべきなんだろう。


今週、無事に登校のリズムがつかめたら自分の生活を整えて学習と行動の時間を多くしたい。今期、私ができたことは確実に5キロ痩せた。それだけだ。


痩せたことを確定できたことは私にとってとても大きな財産になった。ちゃんとできた。腹筋も割ったしくびれも出てきた。別に美魔女目指してないのでメイクはできる範囲でいいし、更に5キロ痩せたいとかもない。これからは目的を達成した後の達成感と燃え尽き感を過食に戻さないように気をつける。


得たいものは全部得られなかったけどでも何も得られなかったわけじゃない。過度な向上心は自分を追い詰めることを監禁生活から学んだ。今を生きる。今まで一番欠けていた視点。


今週は書くリハビリ。ゆるく、今を頑張る。