本気でダイエットしたい人は「cook」読むといい。マジで食と健康的に付き合えるようになるから。
私、気がついちゃったの。自分の内なる声を聞いて食事しないはダイエットできないって。
新型肺炎が蔓延(どこをどう定義したら蔓延になるのか皆わからん状況になってきてる感があるけど)して気がつくともう2020年も9月。特にこの3月からは行動制限(ロックダウン)を異国で経験するというなかなかロックな数ヶ月を過ごした。
この数ヶ月で私が得たもの。それは「減量」。
基本は「原則1日1食」「水分は飲みまくる」「気がついたら軽い筋トレ」「1日五千歩歩く」。これで基本6キロ痩せました。プラマイで動きがあるけどリバウンドは一切してません。
ここで今回は「原則1日1食」について。っていうかこのロックダウンで改めて思ったんだけど「なんで人間全員が1日三食なの?食いすぎじゃね?」ってこと。育ち盛りの子は食べた方がいいですよそりゃ。でもアラフォー以上の大人でガチに運動してる人以外ってそんなにお腹減ります?
ちなみに1日三食って元禄時代からだそうです。労働によって空腹になる職人のために外食産業が普及したとのこと。そう、「空腹になるくらいの労働のため」ですよ!つまり腹が減ったら食えばいいけど減ってないのに食うのは食べ過ぎってこと!
減ります!って人はお腹が減ってるんじゃなくて「食べる」って行為そのものに取り憑かれません?と問いたい。ちなみに3食食べましょうって言うサイトも「あなたの空腹に合わせて」って記述してるサイトのほうが多いことに気づきます。
そう、回数関係ない。大事なのは自分がお腹減ってるかどうか。
食べる行為は主導権を取れないと苦行になる。「三食食べなきゃ」とか「そんなに食べないと健康に悪いから」「せっかく出かけたんだから食べましょう」的なお誘い。。。
こちらは腹いっぱいなんじゃ!
今まで私自身「お腹いっぱいなんだけどなんか食べてた」状態だった。しかし今回のロックダウンで「お腹空いたら食べる、1日1食」にシフトした。それは
「他人に会わなかった」と「食の主導権を握れた」
この2点があったから。家族以外の人に会わないので「食べなきゃいけない」という状況に追い込まれない。そして「材料を調達して作るの私」なので「私がどうやって作って食べていくかは私が決めるじゃ!」と一刀両断できたのが大きい。
私が作ってるんじゃ。私の食べ方は私が決める。
ちなみに今日その考えがありなんだ!って実感できたのが坂口恭平さんのツイート。
人を安心させるために食べる。これは苦しくなるって本当にわかる。私は流石に三合は食べなかったけど無理に食べてたって思い当たる節ありすぎ。それがロックダウンで一気になくなってわかった。あれは体を虐めていたと。
食べないでって言ってるわけじゃない。もし食べたいのならきっと適量食べていいように体が動きを欲したり水を欲したりするはず。過度に太ったり調子が悪くなっていくのは「体が欲する量」をちゃんと聞いてないんだと自己体験から深く感じている。
坂口さんはものすごく料理作る人。私もすごく料理を作る。でも食べないって言うのわかってもらえなかったんだけど、ああ「これもあり」なんだって感動した。
坂口さんの「cook」のエッセイ部分に気づきが多すぎて体調不良に悩む人みんな読んでほしい。小さな動きが自分の体と正直に対話する気づきをくれる。料理部分もすごく素敵よ。
「「cook」読んで自分がたべたいときのみ食べる」「自分の食の主導権を握る(家族に食事の主導権を渡さない)」と痩せられます。ソースは私。