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不安なら、走れ。いいから走れ。絶対に後でよかったって思うから。

昨日からアントニに癒され幸せだったのですが、香港を心配していたら非常に事態が悪い方向に動いているようです。

52年ぶりの緊急条例って言葉を失います。ネットで流れてくる動画はジンバルを的確に使いこなしているようでまるでリアル「AKIRA」。そう、来年は2020年。

そして私は日本語の色々な記事を読みます。今日から臨時国会ということで、国会で文化庁の動向が気になります。

シンガポールのインターに息子を通わせていた時、中国本土からきたご家族、インドネシアやベトナムからきたご家族のご両親が

「自分の国ではなく子供には別の国で教育を受けさせないといけないと思うから、ここで子供を通わせている」

とお話を聞きました。当時は正直ピンときませんでした。でも今はそういう気持ちも何となく分かります。そして、私のような挙動不審のコミュ障ママと仲良く話してくれたそんな異国から来たママさんたちの言葉を思い出します。

「子育てする生活に不安になったら親も子も走るといいわよ。最後は体力だから。」

不安になって、不安のままでいてもしょうがない。だったら走った方がいいというのは正論。そして

「窮地に追い込まれた時体力がないと、逃げきれないのよ」

この言葉は私に強い影響を与えています。確かに、勉学でちゃんと結果出してる子ってほぼみんな運動も好き。っていうか色々なことができる体力と時間配分ができる判断力がある。そして一旦冷静になる手段を持っている。

ママさんたちは私に分かりやすく話してくれました。「政治的なことは自分ではどうにもできない。どうにかして逃げなきゃいけない時は、行動できる人、体力ある人が逃げれるの。天災だってそう、あなたは日本の大地震を体験してるんでしょ。逃げるには、体力よ。体力がないとダメよ

確かにそうだ。うちの息子は東日本大震災の時、幼稚園だったのに16キロを歩いて帰った。FC東京、サッカー大好き少年だったので「長友は1試合で16キロ走る。ウチまで同じくらいあるの。歩ける?」と聞いたら「歩ける、僕は長友になる」と明言を爆誕させ、ちゃんと歩いて帰ったんです。

私も子育て中の身。日本でも、子供の将来はどうなるんだろうと考え込んでしまう親御さんが多いのは十分わかる。私からは私が彼女たちからもらった言葉を送りたい。

とりえず、走れ。走れれば、逃げ切れる。」

うちの息子さんはその後トライアスロンに転向。よくそんなことできるなあと毎回感心しますが、本人はレースを楽しんでいます。基礎体力があると本当に強い。勉強も移動も環境の変化にも対応力がつきました。

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子供が外国で勉強する際、まず何をしたらいいか?」と聞かれた時以前は真面目に「トライアスロンやんなさいよ」って言ってました。基礎(学習)体力がないとどんなにいい勉強法でも、どんなにいい先生がいても続かないから(そういう事例たくさん見てきました)。続けられる体力があれば、最初は失敗が多くても続けられるので成功が増えていってそして嬉しくなって、身に付く。この流れが一番うまくいきます。ぶっちゃけどんなにいい学校に留学しても、子供自身に適応に対応する体力がなくては学ぶ場に立てないんです。運動部に入れじゃないです。入らなくていいから、とにかく基礎体力をつけることが大事。そのためにはとりあえず走りましょう。走るには何もいらないはずです。

走ったら、絶対に始まるから!いいから走れっ!

ソースはうちの息子です。この「いいから走りなさい」論、自信を持ってオススメしたいのですがあまり日本人のご父兄には受け入れてもらえません。絶対必要だと思うんだけどなあ。。。

お子さんの将来について不安に思ったら、英語の塾とか探す前に、プログラミングの教室探す前に、まずは今日から親子で一緒に走りましょう。絶対に後で「走っててよかった」って思うようになります。保証します。