セックスのこと射精のこと、それは触れられたくないこと。

突然セックスをするなとか
ちんちんをいじるなだとか

普段そんなに話もしない親が
急にナイーブな部分に突入したらドン引きです

喧嘩になるかもしれない
最悪、心を閉ざすかもしれない

何しろ相手は思春期。
非常に不安定な時期。

小学校高学年からどんどん身体は大人に向かって行くのに脳みそがついて行かない 

大人になっていく自分の体に対して戸惑いや恥ずかしさ隠したいという気持ちもとても強い


これは私が経験上言えること


あなたにもあったように大人って、親って必ず通ってきた道なんですよね

身体が子供でいることを許してくれない

精神的、脳みその成長とは関係なく



そんな非常に不安定な時期に
面と向かって子供にしっかりと話さなければならない


誠実に
超真面目に

あれ?
いつもの父さんとは違う

そのぐらいの真面目さと気迫で言葉を紡ぎ息子の心に届けなければならない
きっとその光景と
選び抜かれた言葉の数々は
一生忘れられないほどのインパクトを息子の心の中に刻むだろう



ガチで話をするために重要なのは
普段から下地を作っておくこと

せめて息子と二人きりで話ができるような状況を作る

息子が部屋から出てこないようでは話にならないし


例えば

釣り

男と男の話だから釣りがいい

自然の中がいい

山でも川でも出かける途中で言えばいい

車運転しながら話せば向き合って顔を合わせる必要もなく

じっくりと二人きりの空間の中で大切な話ができるだろう


さて何を話さなければいけないか


**最も重要なのは

○間違いを起こさせないこと**

間違いというのは

・同級生の女子を孕ませてしまう
・同意のない性行為を犯してしまう
・不特定多数の女性との性交渉により感染症を患う

おおよそこんなことだろうか

学生が学生を孕ませるということはいつの時代も聞こえてくる

孫ができると言った意味では間違ってはいないのだが
いかんせん世間体が悪い
子供と子供の間にできた子供
我々親が責任をもって育てなければならないし
それこそ相手の親にしてみれば犯罪者扱いだ


同意のない性行為に関しては
レイプだ
これは犯罪であり許される行為ではない
家族も計り知れないほどの重荷を背負い生きていくことになる


そして不特定多数の異性との性交渉により取り返しのつかない感染症に感染することも予想される
日本ではあまりあからさまに叫ばれないことではあるが
性感染症というのはずいぶんと蔓延している
性風俗が発達していることも背景にはあるが
誘惑に負ける、予防を怠るなどの
瀬戸際の判断で人生が変わってしまうということを教えておく必要がある



とにかく話すことは多い
だけど実際話し始めてみると



数分で終わります





次回は息子が大人になった予兆のお話