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DAY169 子どもとNZ 2024 サッカープログラム

(2024年の一年間、高校生の娘と小学生の息子、そして母である私の3人で「ニュージーランド暮らし」を決行します。このチャレンジの準備から現地での暮らし、帰国までの事実、そして気持ちをココに記録しておこうと思います。)

冬休み16日間が始まりました。

前回のホリデー(4月)は南島への豪華旅行だったので、今回はおとなしく近場で。と思っていたのですが、そうすると一つ問題が。

息子のエネルギーをどうやって発散させるか。

サッカープログラム

ということで少し前からサーチしていたのが、子供向けのホリデープログラム。
サッカーにどハマり中の息子には、もうこれしかない。

FOOTBALL ACADEMY HOLIDAY PROGRAM

4日間は短い!!と思ったのですが、スタートダッシュが遅れたので、見つけられたプログラムはこれだけ。
贅沢は言えない。とにかく4日間だけでも助かります!と申し込みました。

オンラインでの申し込み。
なかなか返事がなかったり、システムが動作しなかったり、不安要素がたくさんありましたが、なんとか数日かけて無事に振り込みもでき、申し込み完了。

緊急連絡先に少なくとも二人の大人の連絡先が必要と書いてあったので、B&Bのコリーンに頼んだところ、ご快諾。
参加者との関係を記入しなくてはいけないので、なんて書こうかと聞いたら、
「Grand mother!」

面白いので、そのまま「His grand mother」と書いておきました。

こうして無事、サッカーというさっぱりわからない世界の、全く仕組みの分からないホリデープログラムにはじめて参加できることになりました。

ちょっとドキドキワクワクしながら当日を迎えました。
息子には「ホリデー中は、サッカープログラムに参加できるよ。」と伝えてありました。

さぁ、今日から学校はお休み!
そしていよいよプログラム参加初日の朝。

ランチの準備をしながら「おかかのふりかけは食べられたっけ?たまご味の方が良かった?」と息子に聞きました。

すると、息子は変な顔をしました。

「え?ランチ持っていくの?」

「え?言わなかった?朝から午後まで、一日中だよ。」

「聞いてないよ!」

雲行きが怪しくなりましたが、とにかく行ってもらわないと困る
優しく、優しく・・・

「サッカーたくさんできるよ、きっと、・・・たぶん」

なんとか車に乗ってくれました。

道中、雨が降ってきて、それこそ雲行きが怪しいのだけど、「やってるかなぁ」「まさか中止とかあるのかなぁ」など、わたしの不安な気持ちは決して口にしませんでした。

はじめて来た、知らない公園。
Googleマップに従って来たのですが、霧で公園の端っこが見えないほど広い。

駐車場らしきところに車を停めるも、人影もない。
本当にココなのか。

とりあえず車を降りて、目を凝らして霧の向こうを見てみると、何やら建物らしき影。

もしかしたら反対側に通りがあって、そちらから入るのかな??と息子の指摘に、また車に乗り込みドライブ3分。広すぎる公園をぐるっと回って反対側へ。

ありました。きちんとした駐車場。公園のサイン。たくさんのサッカー少年、サッカー少女。

メッシやらロナウドやら(すみません良く知りません)思い思いのチームユニフォームを着た子どもたちが、ひろーーーいフィールドにたーーくさんいました。

コーチもたくさん、
子供達もたくさん

いつも息子と二人きり、家の近くの公園でサッカー練習をしていますが、こんなにたくさんのサッカー少年少女を見たのははじめて。みんなどこにいたんだろう!というほど、集まっていました。

寒くて小雨。
全く心配する必要はありませんでした。

手続きはこっちでやってー!とコーチらしき人に言われ、行ってみると、そこにはタブレットが一つ。親たちは子どもたちの名前を見つけてチェックを入れ、タブレット上でサインをしておしまい。

不安だった息子も、あっという間にボールを追いかけて広い公園に消えて行きました。

久しぶりに娘とゆっくり、まったり時間を過ごし、あっという間にお迎え時間。

息子の姿が ・(点)に見える
でもいつもの赤いシャツと派手なオレンジのスパイクシューズ(こちらではブーツというらしい)
なのですぐに見つけられました。

サインアウトもタブレット。

どうだった!?息子に聞くと、第一声は

疲れたー!!!

わたしも息子も、多少クラフトとかお話などの時間もあるのかなと思っていました。
しかし・・・

サッカー多めのプログラムではなく、
サッカーだけのプログラムでした。

ランチタイムも少なめに、休憩もほぼなく、サッカー三昧、
試合して試合して試合して・・・

この寒い中、お迎え時は晴れていたけど、一日中外だったそうです。

さすがにサッカー好きの息子でも、かなり疲れたようです。
それは良かった!
しめしめ、これで今日はいつも学校帰りにやっているサッカー練習に付き合わなくて良いな。今晩はあっという間に寝てくれそうだ・・・とニンマリしていたら、

同じくお迎えに来ていた、男の子3人兄弟を連れたママが、チェックアウトの後にも、
「もう少しプレイグラウンドで遊んでいく?どうする?遊んでいけば??」と子どもたちにさらなるエネルギー発散を強く勧めていました。

お気持ち、お察しします。

お金払うから、ホリデー中、毎日やってほしい。

結局息子は帰りの車で爆睡。夜の寝る時間はいつもと同じ、という結果に終わりましたが。

ハミルトンの日本食レストラン

息子がサッカーを楽しんでいる間、いつも弟優先で寂しい思いをしている娘とゆっくりしようと計画をしていました。

2日目の今日は娘と図書館で待ち合わせ。
しばらく勉強をしました。

ホリデーということで子どもたちがたくさん!お菓子を食べながら、音楽聴きながら、などなどみんなそれぞれのスタイルで本を読んだりおしゃべりしたり。

図書館内にあるカフェには家族連れも多く、にぎやかです。

こんな雰囲気にすっかり慣れてしまったので、日本の図書館に帰ったときは緊張しそうだな。

さて、お昼はシティセンターに向かい、お楽しみの日本食レストランiJapanese Cafeさんへ。

i Japanese Cafe
567 Victoria Street, Hamilton Central, Hamilton 3204

先日参加したコリアンフェスティバルで、息子のクラスメイトに会い、その子のママとお友達になったのです。

日本食レストランを経営されていると聞き、これは行かなくては!と、ちょうど息子のいないこのホリデーを楽しみにしていました。(息子がいると、ゆっくりできないため。ごめんねー)

レストランに入ると、たくさんのお客さんでいっぱい。予約をしていて良かったです。
日本語のメニューを見ながら、天ぷら、照り焼き、うどんなどを想像しては娘とうわぁとニヤニヤしながら想像していたら、それだけで幸せいっぱい。

すっかり日本に戻った気分で、うっかり日本語で「お願いします」と注文してしまいました。韓国人の方でした。

グリルドサーモン照り焼きと天ぷらセット。
美味しかった!

すしショップはたくさんあるし、味噌、豆腐、その他日本の調味料などはローカルのスーパーで簡単に手に入るけど、やっぱり日本人シェフの作った馴染みのメニューは心が和んで、エネルギー回復に不可欠ですね。

ゆっくり娘とおしゃべりも出来たし、旅行なんてしなくても、こうして和食レストランでランチ、という選択は間違っていなかった。

贅沢な時間を過ごすことができました。

アイスもご馳走してくれて(ありがとうございます!)、本当に幸せいっぱい。

やっぱり日本の料理ってすごい。お客さんはどんどん入ってくるし、厨房は常に活気に満ちていました。

ご馳走さまでした!

サポート頂けたら嬉しいです!自分の世界をどんどん広げ、シェアしていきたいです。コツコツ階段を登り続け、人生を楽しみ尽くします。