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セイコー5自動巻モデルを7年間使ったので自分でオーバーホールしてみた!

こんにちは!小五郎(@kogoro_blogger)です


お小遣いで買える機械式時計といえば
セイコー5は貴重な選択肢。


コスパ的にはオーバーホールより買い替えた方が
お得だったりしますが、
愛着がある時計ならメンテして長く使いたいものです。


筆者もその一人。


本来オーバーホールは3年推奨ですが
カスタム後のセイコー5の耐久性をチェックする意味もあって
7年間ガシガシ使い続けてきました。
時計には申し訳ない(^^;

↑セイコー5スポーツ SNZH55のFFFカスタム(筆者7年愛用)


初カスタムの苦労や思い出が詰まった時計。
まだ十分使えてますが、
これからも愛用し続けることも考え、
今回メンテ記録かねてノートします。


オーバーホールの流れ

↑セイコー5でよく使われている7S36ムーブメントをメンテ

今回は、
古いオイルがついたパーツをきれいに洗って、
新たに注油していきます。


流れは3ステップ。

  1. 分解してパーツ洗う

  2. 注油しながら組み立てる

  3. 精度チェックする


細かいことは
テクニカルガイドを参考にします。

オーバーホールで使用する道具

↑オーバーホールで使用する道具

ムーブメントを脱着する時の道具

  • オープナー

  • 保持器

  • マイナスドライバー

ムーブメントを分解する時の道具

  • 機械台

  • 剣抜き

  • ピンセット

  • マイナスドライバー

パーツを洗浄する時の道具

  • ベンジン

  • ピンセット

  • ウエス

ムーブメントを組み立てる時の道具

  • オイル類

  • オイラー

  • ピンセット

  • マイナスドライバー

精度確認する時の道具

  • タイムグラファー


オーバーホールを実際にやってみた!

ステップ1:分解とパーツ洗浄

1. ケースの中からムーブメントを取り出す


2. ムーブメントの表側を分解


3. ムーブメントの裏側を分解


4. パーツをベンジンにつけて古いオイルを除去


ステップ2:組み立て&注油

1. 組み立てながら注油していきます
(オイルの種類を間違えないように注意です)


2. 順番に組み立てます


3. ムーブメント表側も組み立てます


ステップ3:オーバーホール後の精度確認

↑最後はきちんと動くか精度チェック!

簡易的ですが
タイムグラファー使って3姿勢平均が-16秒/日でした(ε-(´∀`*)ホッ


7S36は静的精度-35〜+45秒/日がスペックなので
数日使って、もし範囲超えるなら調整します。たぶん(笑


オーバーホールまとめ:所見

長年愛用したセイコー5を
オーバーホールした感想です。

  • 7年間ノーメンテだったわりに目立つ摩耗なし。

  • 日常使用で地面に落としたりぶつけたけどテンプの軸に損傷なし(ダイヤショックさすが)

やっぱセイコー5って頑丈。
これからもガシガシ使っていきます!

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