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麻薬
「『あなたのおかげで助かりました』っていう、あの言葉は麻薬です。」医師の菅波光太朗(坂口健太郎さん)の言葉がずっと引っかかっている永浦百音(清原果耶さん)
莉子(今田美桜さん)は「何かさ、永浦(百音)さんって、ちょっと重いよね。てか、人の役に立ちたいとかって、結局、自分のためなんじゃん」と指摘。
「人の役に立ちたい」という思いで気象予報士を目指してきた百音にとって莉子の言葉をどう受け止めたのだろう。
莉子は続けて「ごめんね。別に永浦さんを否定しているとかじゃないよ。ただ、私は自分が人に認められたいとか、有名になりたいとか、そういう欲求の方がシンプルだし、ウソがないって気がするだけ。そんな深く考えないで。ごめんね」と率直に語る
朝ドラ『おかえりモネ』の百音と莉子の会話に私もいろいろ感じることがある。
主人公、百音の"誰かのために"って…
立派だし素敵なことだけど…
誰かの役に立ちたいってある意味、自己満でエゴだったりもする。
自分がよかれと思うことも相手にとってみたら、余計なお世話になることもある。
私自身、障碍があって
周りからしてみれば不良品で
役立たずの私は
誰かに必要とされたいという思いに飢えている
光太郎の"麻薬"というwordも腑に落ちる。
「あなたのおかげ」って心地よい。
結局
自分のための行動なんだ…
心地よさに酔っている
人に喜ばれたい
否定され続けてきた私の生き方に麻薬は必要。
自分のためが誰かのためになるなら、きっと素敵だ。
エゴでもいい
私を必要としてくれるなら…
偽善でも構わない
喜んでくれるなら…
"自分のため"が巡り巡って"誰かのため"になっていくんじゃないか…
だから一生懸命に自分のために生きていく
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