ゼロポジションを獲得する〜上腕骨と肩甲骨の位置関係が重要なファクター〜
ゼロポジションは、挙上位での肩の中間位と言える重要なポジションです。そのため、肩関節の治療の一つの目標として設定されることも多かと思います。しかし、肩の90°屈曲位からゼロポジションまでの過程で難渋することが多いのも事実です。
そこで、今回は、ゼロポジションを獲得するための治療介入の流れを解説します。
ぜひ、日々の臨床に役立ててください。
♦︎ゼロポジションは要支持関節における中間位まずは簡単にゼロポジションの復習です。一般的に、ゼロポジションは挙上130-140°程度