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14.生活保護は変わってしまう制度(2/3)

ケースワーカーだけでなく生活保護費自体も変わります。

過去の記事で生活保護費は基本的には生活扶助と住宅扶助から成り立っていると説明しました。
この生活扶助はどうも去年すでに下がる可能性あったみたいなんですよね
一応コロナとか物価高でとりあえず実質的な見送りにはなったらしいんですが
何しろこの日本の状況でしょう。どこまで今のまま維持できるか?あんまり期待はできないですね…

最低賃金が上がって、物価も上がるならむしろ生活保護費も上がらないとなんか変じゃないかなって感じますが
近年言われるようになった生活保護=いいものと多くの人が誤解している現状ではそれも難しいでしょうね。

実質賃金も22ヶ月連続マイナスでしたっけ?日経かなんかでやってるの見ましたけど(-_-;)
この状況で保護費アップしますなんて言い出したら生活保護に対するデモとか、
最悪、昔流行った親父狩りならぬナマポ狩りなんかが出てきかねないですよ。

もう一つの住宅扶助も、生活保護仲間?から聞いたんですが相模原市は以前上限もう少し高かったらしいです
※住宅扶助で解説したようにあくまでも上限です。

その上限が今は41000円なんですよね。だから当時の上限オーバーのところに住んでいたこの人は
引っ越しの指導されたそうです。
それで現在私が住んでいる物件に来たと言っていました。
出せる金額が減ったので、今よりもっと安いところを探しましょうってことになるんですね。
考えただけで面倒ですね。

だから私は生活保護になった当初
「あれ?これってもっと高いとこに住んでたほうが得じゃない?」
つまり現在の相模原市の上限である41000円に近い例えば4万のとこに住んでればなぁ〜
もう少し部屋も広かったのにとか考えましたよ。
でも下がることもあるって知ってずるい!って気持ちは薄くなりましたね。

結局、◯◯円もらえるっていうのも
「今のところは」って話です

次回はこの回のラスト、他の制度の変わった例と、前回の補足としてケースワーカーが変わってしまって状況が一変してしまった人の例などを紹介します。

続く(2/3)

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