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6.生活保護の申請と扶養照会(2/2)

扶養照会は生活保護の申請時だけに言われることではなかったです。言葉を選ばずにいえば、脅迫やイジメみたいな手段でも用いられます。

私は母親が20年以上の精神疾患持ちで幻聴とか聴こえてる人なのでパニックになられたら困っちゃうので母親には伝えないようにしてもらってたんですよね。
でも生活保護になってから、言ってもいいですか?みたいに当時のケースワーカーから言われたりでトラブルになりました。
あとは、役所に面談のブースがあります。隣のブースから仕切られてても声は聞こえてくるんですが
受給者の男性が、その人の担当ケースワーカーらしき人に「お兄さんとは連絡つかないんでしたっけ?他に連絡つく人いないんですか?」と迫られて「それだけは勘弁してください」みたいな。

……もう地獄絵図でしょう

生活保護が羨ましいって言ってる人たちは、これってイメージ通りですか?たぶん違ってるんじゃないでしょうか。

なる前だけが大変なのとは違います。
なってからも大変です。

申請のことに関して言うなら私は思ったよりアッサリなれました。コロナ禍ということもあったのか、正直拍子抜けしました。
断られた!って言ってる人たちの中の何割かは条件を満たしてないんだろうなと思っています。
もちろん不当に追い返されている人たちもいるでしょうが。
生活保護って「本当の意味での最低限」てことをわかっていない人が多いんですよね
家や土地を持ってる人はさすがに少ないでしょうが、10万くらい持ってて申請断られた!って言う人がいるのは驚きました(^o^;)

10万円は1ヶ月の生活扶助の基準額以上の金額です。まずはそれで暮らして、それでもどうにもならなければまた来てくださいと言われるでしょう。

SNSなんかだと生活保護でも車は持てる!みたいな情報もありますが、ほとんどが自分には関係のない特殊なケースです。

実際に申請をしたいならまずは自分だけで行ったほうがいいでしょうね。
理由は、①私のようにアッサリ通る可能性があること②申請自体は一度却下されたとしても何度もできる
なので、ダメだったとき初めて誰かに同行してもらいましょう。

司法書士やら弁護士などはお金がかかりますが、それだけの関係なので逆にそれがいいかもしれません。
あとは日本共産党に相談するとか。これも申請の件で世話になるだけで、面倒なので入党やら必要以上に関係を持つのはオススメしません。
とはいっても政治宗教は自由ですからね、強制はできませんからその辺はご自由に。
こういう時、政治の極端な好き嫌いがある人って大変だなぁと思いますね(笑)

あとは、SNSで知り合った人に同行してもらうというのは、危険なのでやめといたほうがいいかも…
それこそカルト宗教にでも誘われるかもしれませんし。

まとめると
・申請には最初は一人で行ってダメならそれらしいところを頼ろう
・扶養照会は絶対条件ではないが、拒否してもなれるかは自治体による
・そもそも、家族に知られたくないというプライドがあるとこの先が不安です

というお話でした。

完(2/2)


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