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デザイン=かっこいい、の常識をブチ壊す /「佐藤卓TSDO展〈in LIFE〉」佐藤卓さんインタビュー


日本を代表するグラフィックデザイナーのひとり、佐藤卓さんは、好きなことのひとつに、「ラテン音楽」をあげている。

数年前、来日したニューヨーク・ラテンの大御所、ラリー・ハーロウ(昨年、惜しくも逝去)のブルーノート東京でのステージでは、飛び入りでコンガの演奏を披露したことも。その著書でも明らかにされているが、パーカッショニストとしてミュージシャンを目指していたのだ。

ちなみに、ブルーノート東京でいえば、同ジャズクラブの地下1階にあるバー「Bar BACKYARD」や30周年記念のロゴなども、佐藤さんによるデザイン。(バー「Bar BACKYARD」はAND/乃村工藝社、小坂竜氏と協働)

ギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催中の「佐藤卓TSDO展〈in LIFE〉」で佐藤さんご本人に直撃。ミュージシャン魂をも感じさせる展示について聞いた小学館・和樂webでのインタビュー、ぜひご覧ください。

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どうして、こんなところに、ひとんちの冷蔵庫の写真が!?

東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で開催中の「佐藤卓TSDO展〈in LIFE〉」の会場に入ると、大きな写真が目に飛び込んできた。そこに写されていたのは、冷蔵庫の扉のポケットのなか。

「普通の家庭の、冷蔵庫の景色です」

そう答えるグラフィックデザイナーの佐藤卓さんは、いたずらを仕掛けたかのように、なにやら楽しげだ。よーく見るとそこには、「明治おいしい牛乳」「キリン 生茶」から、生わさびに代表される「S&B 本生シリーズ」のチューブ類……「クリンスイ」の浄水器まで! 佐藤さんがパッケージやシンボルマーク、プロダクトのデザインを手掛けた商品がズラリと並んでいる。

果たして、展覧会の狙いとは? これまでの仕事と実験的作品を展示する会場で、佐藤さんにお話を伺った。

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佐藤卓さん装丁。幻の名著!


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