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訪問介護と訪問看護の違い

回復期リハビリテーションや通所リハビリテーションで勤務した後、自費リハビリや介護施設のコンサルティングなどを行なっている私が、訪問介護と訪問看護の違いについてご説明します☆

介護サービスの違いシリーズはこちら

今回は同じ訪問系のサービスで訪問介護と訪問看護の違いについて説明してみたいと思います☆

ちなみに私は訪問介護の従事者として働いたこともないし、訪問看護の従事者として働いたこともありませんので、その部分はご了承ください!

あくまで私の通常業務の中で関わる部分についてご説明しますね☆

訪問介護って?

介護が必要となった方に対して、自宅や入居している住宅系の施設に介護の専門家が訪問して、サービスを提供するものです。

大きくは①身体介護と②生活援助に分けられます!

①身体介護
介護が必要な方の身の回りの介護を実施するサービスです。サービス内容は多岐に渡りますが、排泄介助、食事介助、清拭、入浴介助、更衣介助、体位変換など身の回りの介護サービスになります。

②生活援助
その名の通り介護が必要な方の生活を援助支援するサービスです。サービス内容はこちらも多岐に渡りますが、掃除、洗濯、ベッドメイク、衣服の整理、買い物、調理などがそれに当たります。

ただし最近では自立支援のための身体介護が評価されており、②生活援助の項目に当たるものも、介護者が見守り的に関わることも①身体介護に設定されております。

高齢者や介護が必要な方のできることを、少しでも一緒にするという視点が大事になりそうです☆

訪問看護って?

訪問介護が、身の回りの介護サービスを実施するのに対して、訪問看護は在宅での医療サービスを提供するものになります。医療的サービスというのは、具体的に点滴や傷の処置、病状の観察、医療機器の管理、末期の方のケア、床ずれの予防処置など、より専門的なサービスを提供するものになります。

最近では訪問看護ステーションからリハビリ専門職がリハビリサービスを提供することも増えており、訪問看護サービスの中のリハビリという割合も増えてきています。

訪問看護と訪問介護

それぞれ別々のサービスではありますが、共通の部分も多くあります。また現在では訪問看護と訪問介護が連携してサービス提供することも増えてきており、より密な情報交換が必要となってきます。

ご利用を始めてみたい場合は、まずは介護保険の申請からスタートということになります。


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