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【恐竜日記】成城学園の恐竜・化石ギャラリーに新しい仲間がやってくる

「杉の森館 恐竜・化石ギャラリー」は成城学園の敷地内にあります。卒業生である化石コレクターの方の所蔵品を展示し、成城学園各校の児童・生徒たちの学びに活用しています。
2020年に開館しましたが、このたび、新たな展示品を加えてリニューアルすることとなりました。
noteではリニューアルまでのあんなこと・こんなことを不定期に連載していこうと思います。なお、7月には毎年恒例の一般公開も予定していますので、楽しみにお待ちください。

新たにやってくるのは・・・

初回はなんといっても、リニューアルの目玉、新しく追加される恐竜化石のご紹介です。

ヴェロキラプトル(全身複製骨格)

ヴェロキラプトル
Velociraptor
大分類:恐竜・竜盤類・獣脚類
部位:全身
時代:白亜紀後期
産出地:モンゴル
推定全長:1.8m
食性:肉食
学名由来:素早い略奪者

後期白亜紀のモンゴルで発見され、1924年に命名された小型獣脚類恐竜。足の第二趾の大きなカギツメを武器にするためには、飛び蹴りをしなくてはならなかったこと、カギツメを上に持ち上げて素早く走っただろうと考えられたこなどから、躍動感あふれる恐竜の先駆的な存在となった。手首や骨盤の特徴などから、鳥類に近縁な恐竜の一つに位置づけられている。羽毛そのものは確認されていないが、手首からヒジまでの尺骨には風切羽が生えていた痕跡があることから、翼を持っていたことが明らかになった。プロトケラトプスと格闘中に死んだのではないかと考えられる化石が発見されたことでも知られる。

古生物学者・国立科学博物館副館長 真鍋真先生によるコメント

なんだか、かなりやんちゃなやつがやってくるようですね。
映画ジュラシック・パークシリーズにも登場して、人間たちを恐怖に陥れているらしいです…。これは絶対見逃せない!夏の一般公開でぜひ実物をご覧ください。

恐竜・化石ギャラリーを動画で見るなら↓ ※リニューアル前です

成城学園「杉の森館 恐竜・化石ギャラリー」について↓