今泉まお 日々の活動記録<2019/8/20~9/23>

政治活動に関連した日々の行動を記録します。
自分のためのメモでもあり、また、なるべく透明に情報を記載し、起こったこと、過程を公開していきます。


◆まとめ&発見メモ
兵庫県第4区総支部長就任と記者会見をしてからこの1か月は、まず名刺と経歴書をつくってのご挨拶と、活動開始に向けた各所との調整、選挙区めぐり、事務所立ち上げなど準備を行った。
10月から本格的な地元での活動開始を目指す。地元の活動は、朝立ち、街頭演説やポスター貼りのお願い、各地域でのイベント企画など。

ゼロからスタートする政治の素人として、この1か月で知ったことは下記の通り(※あくまで私個人の経験なので、政治活動で一般的かはわかりません)。
◎市議さんや県議さんといった地方議員さんの連帯と活躍。とくに、政党の一員としての活動では、地元に根付き、しっかりと地域の仕事をして現場の声を聞いている地方議員さんと連携をして、教えていただき、地域の活動の足場つくっていくことはとても重要。さらに言えば、市議さんは党を超えたネットワークをもち、政策など目指すところで一致すれば、かなり連携されている印象。
◎政党には「県連」という組織があって、それぞれの地域の地方議員、国会議員の各選挙区の連絡系統をつくり、県全体で横のつながりをつくっている。
◎地方選挙、国政選挙問わず、県内での選挙があれば県連が音頭をとって、県連に関係している人々はみんなで協力して戦う。
◎小選挙区毎の「総支部(※私は兵庫県第4区)」は、県連と上下関係にある訳ではなく、党本部直下。各支部長がとりまとめて、選挙区での政治活動を行う活動体をつくる。
◎支部組織は、選挙管理委員会に届け出る。後援会も同じく届け出をして、資金管理団体の登録をする。
◎支部や後援会、事務所の立ち上げから銀行口座の開設まで、本当に自分でやらなくてはいけない。活動を共にするスタッフや、後援会に加わっていただく方も自分で探す。まだアテはなし。
(※もちろん、党本部や県連の方などからアドバイスやサポートはいただける。ただし、動くのは自分。党員であり公認予定だったとしても、あくまで立候補するのは自分で、「自分が被選挙権の行使をしていて、党はそれを後押ししてくれる」という感覚をここでも実感。)
◎支部届け出をして銀行口座を開設するまで、党のお金を動かして管理することができない。また後援会を資金管理団体として届け出るまで、カンパもうけられない。そのため、立ち上げの費用の資金繰りをがんばらなくてはいけない。
◎政党の「組織票」といっても、関連している団体の方々に支援していただけることが決まっている訳ではもちろんなく、ご挨拶をして、自分の考えを説明し、支援を要請し、ご賛同いただければ何らかのご協力をいただけるという形で、しっかりと候補者が動いていく。そして、たとえ支援をいただける団体があっても、それが得票になるわけではなく、選挙や政治活動を行うための人的なサポートをしていただけることが第一義。ちなみに、立憲民主党は企業献金を受け取らない方針。
◎ポスターや写真撮影、キャッチコピーなども、あれこれ手配したり指図されたりということはなく、全て自分プロデュース。アドバイスや協力はいただける。
◎写真スタジオには、「選挙ポスター」の有名どころがある。でも、思ったよりも撮影方法やデザインに決められた方針がある訳ではなさそう。ポスターやリーフレットの内容も、法令順守をしていれば、自分で自由にプロデュースできる。ただし、票を得るためには「奇をてらってみえる」のもよくないので、過去例にある程度則った方が得策に思える。
◎ポスターは街の風景をつくる。政治活動をはじめるまで、あまり意識したことがなかったが、街のブロックが移るごとに、貼られているポスターなど風景が変わっていく。小選挙区で知名度をあげるには、一般的に1000枚のポスターを貼ってもらうことが必要と言われているらしい。当選するにはもっと……。
◎なお、兵庫県第4区選出の現職・次期衆院選で戦うことになる藤井比早之さん(自民党)とのプロフィール比較表をつくってみた。地元出身、3期当選の政治経験、官僚としての経験とプロフィール上は勝ち目ウスイ……。プロフィールを比較すると同じところが無いほど違うので、挑むのに相応しい候補ともいえると前向きに考える。先の参院選で安田真理さんがしっかりと善戦していることを胸に、新人としての自分の強みを打ち出して、違いが伝わるように頑張ろう。



◆活動記録

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2019年
8/20(火) 兵庫県第4区総支部長 就任の記者会見
     兵庫県連 桜井周代表、栗山雅史幹事長にご一緒いただく。

8/22(木) 西区選出 神戸市議の加地幸夫さん、
     兵庫県連事務局長 永江さんに今後の方針についてご相談。

8/26(月) 連合兵庫さんに就任のご挨拶

8/26(月) 部落解放同盟兵庫県連合会さんに就任のご挨拶

8/27(火) 友人でエンジニアの島田卓也さんと政治活動を記録する「デジタルランドスケープ」について打ち合わせ

8/28(水) 国会議事堂、議員会館を関係者にご案内いただく。
     議員会館にて就任のご挨拶まわり。
    
8/28(水) 三木市出身の友人と夕食。あれこれ質問。(東京にて)

8/31(土) 党本部の担当者、県連と今後の活動方針について打ち合わせ

9/3(月) 兵庫県議会 ひょうご県民連合 県議の皆様に就任のご挨拶

9/4(火) デザイナーの一野篤さんと、ポスターなどの打ち合わせ(ご紹介いただいた庄野君に感謝!)

9/6(金) 西区選出 神戸市議の加地幸夫さんに西区巡りをご一緒いただく。

9/9(月) 立憲民主党 兵庫県連 常任幹事会。副代表の一人に就任。

9/10(火) 小野市 訪問

9/11(水) 神戸市会 こうべ市民連合 市議の皆様に就任のご挨拶

9/11(水) 天理教八生兵庫分教会西村会長にお声がけいただき、ご挨拶

9/12(木) 加東市 訪問

9/12(木) 神戸市西区にいらっしゃる元市議の方にご挨拶

9/14(土) 猪名川町会議員選挙 井戸まきさん応援

9/16(月・祝) 参院選時の党公約についての勉強会&意見交換会
       逢坂誠二衆議院議員を迎えての立憲パートナーズ限定イベントに参加。

9/20(金) 美容院で髪を切り、そのまま撮影スタジオで写真撮影

9/21(土) 猪名川町会議員選挙 井戸まきさん応援 ※翌日、見事当選!

・合間に不動産屋さんを巡り、神戸市西区で事務所探し。ようやく有力候補に巡りあう。二拠点目は北播の別の市に開設したいので、これから探す。
・その他、政治活動とは別に続けている展覧会やイベントの仕事を、名古屋、京都、東京で行う。
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◆ニュースと日常と雑感

・千葉の台風被害。家族が船橋に住んでいるため連絡をとりあい、安否確認。関西にいるもどかしさを感じながら、立憲民主党の対策の情報を追う。こういう時に、野党としても対策本部が出来て県連や各議員が動き、全国に張り巡らされた連絡網と柔軟に動ける組織体制が重要と知る。

・消費増税を前に、買い物中にセールや価格改定の案内が目に留まる。銀行では企業向けの軽減税率の案内を手に取る。小さな株式会社を経営している身の私は、インボイス制度は当事者として大問題。毎年、年末調整や決算期に、この非効率な作業を日本全国の中小企業が行っていることでどのくらい生産性が落ちているのか、と感じていたが、さらに軽減税率が加わる。ヨーロッパで仕事をするときに間接税関連の手続きで痛い目を見たことがある。しっかりと状況を見て、学び、提案をできるようになりたい。

・今年は、保育園の役員で副会長をしている。保育無償化を前に、私が現在いる自治体では各園の役員が情報交換や勉強会、署名を行っている。無償化が始まる一方で、その分主食材費・副食材費として毎月現金で支払う額は増額。役員をしていると、保育士さんたちの多忙さが少し実感をともない分かるようになる。制度の変更に対応して事務作業が増えているのかと思うと、人出不足、待機児童が問題の中、この無償化は全体最適化を考えた解ではないと実感する。

・日韓問題。事実や経緯の正確な認識と、両国の政治状況における思惑、日本における歴史修正主義の問題、メディア報道の問題など、各論はあるが、日本の安全保障上、韓国との良好な関係は必須である。ある建前を作らなくてはいけない時こそ、文化的な交流が力を持つ。
 アイドル、映画、ファッション、音楽、アニメに食と、大好きな韓国カルチャーに積極的に関わっていきたい。
 とにかく言いたいのは、日本でラッパーとして活躍するMOMENT JOONさんをリスペクトしているということ。

・内閣改造で、今井絵理子さんが内閣府政務官として、総合科学技術・イノベーション会議や日本学術会議といった、私の政策的関心がある科学技術関連を含む広い担当になった。ムーンショット含め、規定路線の進行と仕事をウォッチしていく。

・気候変動サミット、グローバル気候マーチが開催。日本政府は「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」でも、原発は「実用段階にある脱炭素化の選択肢」として、原発依存度を低減するとしつつも、原発推進の立場を変えていない。原発が脱炭素であるのは運転時のみであり、開発、設置、処理を含む事業全体のエネルギー収支や炭素排出には触れられていない。 
 地球環境に貢献し、国際社会において日本のプレゼンスを示すためにも、そして国内の活性化をはかるためにも、原発事故を経験し、また技術的な蓄積のある日本が、原発ゼロを含むClimate Justiceに向き合う総合的なエネルギー政策を提案することは大きな意義があると考える。
 市民の声と連携し、国際報道をチェックし、私もしっかりと原発ゼロを含むエネルギー政策、環境政策を提案する力になっていきたい。

・立憲民主党、国民民主党、社会保障を立て直す国民会議の会派合流。党員の意見は様々のようだが、私は選挙でも国会でも、現実路線として野党が協力することは有益だと考える。「民主党に戻った」ように見えるのはイメージの問題だが、経緯と中から見える景色は違う。立憲民主党の重要政策について協力をするという文書を出し、それを前提の合流であるので、党としての政策や方針への影響は内部からしっかりウォッチしていきたい。
 なお、衆院選を見据えている者としては、選挙での野党共闘の行く末の影響を受ける訳だが、候補者本人が画策することではなく、私がすべきことは自分が候補者として育ち強くなることのみなので、自分としての政治活動をすることを基本にしたい。ただ、政治活動の過程では、他党の支持者や関係者であるかどうかには関わらず、積極的に党を超えた活動や意見交換をしていきたい。自分の政治的立場が明確になるということは、オープンに議論しやすくなるということだとも考える。

・iPhone13が公開。MAPアプリもすごそう。先端の情報技術や地理空間情報関連の展示やイベントをしてきた身なのに、自分のiOSアップデートはおろそか……。技術的にある程度理解も感覚もあるが、なにせ一人で運営し、そもそもがまめでないため、これでSNS時代の選挙を戦い抜けるのだろうか……。


◆その他観たもの、参加したもの、聴いたもの

<講演会、トーク>
・8/31(土) 伊勢崎賢治さん講演会 @京都
     〈平和を考える 3〉「日米地位協定と九条、そして自衛隊」
・9/1(日) TED x TOKYO 10周年記念イベント @東京

・9/2(月)~7(日) ICOM Kyoto2019 国際博物館会議 京都大会
※ICOMのメモはこちら→ 

https://note.mu/seijinote/n/n9c558ffa33b0

・9/15(土) 京大アカデミックデイ2019
      座談会「私の《ムーンショット》? それとも、私たちの《ムーンショット》?」

<展示、展覧会>
・あいちトリエンナーレ

・名古屋市博物館 「ゲームセンターの思い出」

・名古屋市博物館「スヌーピーミュージアム」展

・福津宣人 個展「PATTERNS ~模様~」

・兵庫県立人と自然の博物館 館外展示「Where Culture Meets Nature ~日本文化を育んだ自然~」

・東京都現代美術館「あそびのじかん」

・国立新美術館「クリスチャン・ボルタンスキー ― Lifetime」

・銀座ソニーパーク「#009 WALKMAN IN THE PARK」

・京都国立近代美術館「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」

<映画、映像>
・主戦場
・新聞記者
・グレート・ハック:SNS史上最悪のスキャンダル(Netflix)
・リマスター:サム・クック(Netflix)
ほか


◆見逃したもの、行きたかったもの(次への備忘録)

・東京のポレポレ東中野で上映していた、ずっと観たかった映画「共犯者たち」。時間があわず見逃す。あいちトリエンナーレでの上映も……。これだけ見逃しているなら、自分で自主上映会などやった方がよいのでは…?

・宮台真司さん x 石丸元章さんのイベント「時事キャッチ vol.2」がたまたま東京滞在中に開催だったのに、気づくのが直前で参加できず。

・THE M/ALL。昨年は田我流とマイカ・ルブテさんとトークを観に行ってMOMENT JOONを知ることができた。今年は行けず…。トークの配信を見る。


(以下、写真)

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就任の記者会見の様子。左は桜井代表、右は栗山幹事長。場所は県庁内記者クラブ。

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議員会館にて国会議事堂とともに。

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国会議事堂の敷地内には全国の木々が植えられている。兵庫県はくすのき。

190910_小野市

小野市はそろばんの里。

190912_加東市

加東市役所の投票を呼びかけるポスター。

190916_勉強会

逢坂議員を講師に迎えた立憲パートナー勉強会&意見交換会。

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勉強会の次の日、息子と渦潮を見にいく。

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友人のサロンSUPERSTARSでなぎささんに髪を切ってもらう。以前のお気に入りのカットに加え、このまま政治活動を開始するため、少し伸びても短くてもイメージが保てる髪型を・・・とリクエスト。ちなみに、前は2ブロックで中をガッツリ刈り上げてもらったが、政治活動で話しにくいハードなイメージは得策でないため、今回はお願いしなかった。

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これから撮影。メイクをしてもらう。撮影は選挙ポスターで有名な写真スタジオ スタジオ・ディーバで。友人の写真家さんにお願いするか、近所のスタジオで家族にも来てもらって撮影するかなど、さんざん悩んだ結果、好奇心もあり、いわゆる「そのプロ」にお願いすることにした。メイクや撮影では、なるべく盛らずに普段と変わらないようにしてくださいとお願いをする。

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撮影後。

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2つのパターンで何枚も候補を撮っていただいた。撮影時には、要望を聞いていただきながら、かなりしっかりと姿勢を指導してくださる。ライトもあたって、自分であるようなないような・・・。ここからポスターに使う画像を選びます。