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「房の駅(ふさのえき)」という名前 Vol. 17

スーパーの退職が決まりお世話になった人たちに挨拶まわりがはじまった。まわりの人の驚きは自分の人生の中で1番のサプライズを与えていた。すると店長もレジのチーフも含めて同じ店から5人の退職が決まった。自分のせいじゃないからね! タイミング悪すぎでしょ! 社長がもっと怒っちゃうじゃん!!いっぱい退職者がいるから散々断ったのに送別会が開かれた。すごく居心地が悪かった。残る人たちは送別会を開きたいらしい。去る者は追わずで社長みたいに冷たく突き放してくれた方が自分は良かった。こんな性格ですみません🙇‍♂️


そして結婚することが決まった。バタバタがすごかったから結婚式も披露宴もなし。お金もほとんどないから初月からアパートの家賃は滞納だった笑。本当にごめんなさい🙇‍♂️


いきなり余談ですが、なんで 昔のことをこんな記憶してるんだ?ってみんな思いません?笑
社会人になって スーパー社長から手帳を常に持ち歩け!メモをしろ!やるべきことを書け!やりたいことを書け!自分がやることだけを書け!って言われ続けて 今となってはその膨大な蓄積が自分の日記みたいになった。だからこんなに思い出せるんです😬


話は戻って、店のレイアウトや陳列台、並べる商品が決まっていった。そして気づいたら図面の表紙の名前が「ドライブイン諏訪商店」から「房の駅(ふさのえき)」に変わっていた。


名付け親は誰だかわからない。。。。
「房の駅(ふさのえき)」という名前。
当時は「道の駅」のパクリみたいな名前に聞こえたかもしれないけど自分のなかではすごくカッコいいとおもった。


いろんな後付けの理由をつくった。
房総の「房」、千葉県はその昔 「総(ふさ)の国」と呼ばれ・・・。


でも結局のところ 道の駅のマネでもなく、図面に「房の駅(ふさのえき)」って書いてあり、それを採用した、それが本当の理由だ。



そしてその名前をユニフォームの背中にプリントすることを決めた。房の駅という文字を中学時代からとてつもなくお世話になった校長先生に書いてもらうことにした。書いてもらうときに有名な書道の先生でもあった校長先生は「普通は書く時に何も考えず、その場の勢いで書くんだけど、聖二のために書くとおもうといろいろな邪念が出るから2、3日くれ」と言われた。先生🙋‍♂️ どんな邪念なんでしょう?🙋‍♂️



後日、この「房の駅(ふさのえき)」っていう文字はお前のカタチだから。って言われ 清書を手渡された。今、房の駅のスタッフが背中に背負ってる「房の駅」の文字は自分のカタチらしい。さっぱり意味がわからない笑 先生🙋‍♂️さっぱり意味がわかりません❗️とはいえ店名は「房の駅(ふさのえき)」であっけなく決定した。


そして「ふさ」という響きから「23」という数字が自分にとって特別なものになった。
スタート当初の房の駅のユニフォームの左胸にある「FUSA魂🔥」という文字は いろいろな意味が込められているけど🔥マークもいれて23画。背中の房の駅も馬の文字の点を1画 削除して23画。


誰も知らない話が実はすごく散りばめられてる。
実はいろいろなものが23になってるけど このことは本当に自分以外、誰も知らない。是非 探してみてね😊


諏訪聖二 房の駅を立ち上げるまで
あと3ヶ月。


最初の頃は「道の駅」のパクリと言われた。今もかな。でもそこには一点の曇りもなく我が道を進んできたという自負がある。だから房の駅は房の駅。誤解を恐れずに言うとするなら目指してるものが違いすぎるから一緒にくくられるのも正直 すごく嫌だ。まだ全然、完成形ではないし、ここからが房の駅の本当の進化だ。






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